こんな姿勢で寝ていると、しわが増えるかもしれません(研究結果)

寝ている時も、姿勢は大事みたい。
Open Image Modal
B2M Productions via Getty Images
Woman sleeping on bed

毎晩どんな姿勢で寝ている? 横向き? もしそうだとしたら、それはしわの原因になっているかも…。

横向きに寝るのは、珍しくない習慣だ。しかし、学術誌「Aesthetic Surgery Journal」に掲載の調査によれば、横向き、もしくはうつぶせに寝続けると、しわが増える可能性がある。

「睡眠時のしわは、寝ている間に顔が押されて歪むことで形成されます」と、研究に携わった形成外科医のゴーセル・アンソン氏が、調査のプレスリリースで説明している。加齢とともに皮膚が薄くなり弾力を失うと、さらに睡眠じわは悪化するという。

研究者たちは、寝る時の姿勢としわを調査した文献を調べた。その結果、横向きやうつ伏せで寝て圧迫することで、顔に負荷がかかり、長期間の間にしわを形成するという結論に達した。

睡眠じわは、「表情じわや、笑いじわ、顔をしかめた時にできるしわとは別で、額や唇、頬にできることが多い」と研究者たちは述べている。

どうやれば、睡眠じわを防げるだろう?

「睡眠時のしわを押さえる方法の一つは、寝ている間になるべく顔をゆがめないこと。仰向けで寝るのがお勧めです」とアンソン氏は述べている。皮膚科医たちも「しわを防ぐためには仰向けで寝るのが一番いい」と勧めている

しかし、始めは仰向けでも、寝ている間に姿勢を変えてしまう可能性は十分ある。実際、ほとんどの人が寝ている間に体を動かし、姿勢を変える。

仰向けを維持したければ、体の周りに枕を置いて体を動かすのを防ぐ、U字型枕を使う、枕カバーをコットンからサテンに変える、などの対策をとってみよう。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

▼画像集が開きます▼

しわを愛する女性たち
ロズ・ハルウェイル・ソコロフ(90歳)(01 of14)
Open Image Modal
「年齢で自分が決まったりはしません。90歳になって、一番素晴らしいのは、自分が歳を取っているとは感じないことです」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
メリー・アン・ オランド(59歳)(02 of14)
Open Image Modal
「鏡をのぞくと、昔と変わらない小さな女の子のままの自分が、目に映ります」「乳がんになったあとは、1年1年を大切に生きています。90代まで人生を楽しみたいと思っています」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
ジュリース・ベイスデン(62歳)(03 of14)
Open Image Modal
「歳を重ねるのは素晴らしいこと。白髪やシワをみつけて落ち込む人もいるけれど、私は違います。自分は若いと感じています」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
アイリス・クラスノウ(61歳) (04 of14)
Open Image Modal
「私が知っている幸せな人たちは、情熱と目的を持っている人たちで、愛する人たちに囲まれて生きています。『高校時代と体重が変わらなくて幸せ』という人は、ほとんど知りません」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
キャロル・パリス(83歳)(05 of14)
Open Image Modal
「顔は、その人の内側を表します。しわ取りをしようと考えたことはありません。そんなことをしたら、顔は生き様を失ってしまうでしょう」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
マリア・レオナルド・オルセン(52歳)(06 of14)
Open Image Modal
「50歳になった時、50の新しいことに挑戦しました。初めて、本当の人生を生きているように感じました」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
レスリー・ハンドラー(56歳)(07 of14)
Open Image Modal
「新しいシワは、全ての困難を乗り越えて幸せになったことの証です。だから新しいシワを発見しても、がっかりしたりはしません」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
レバダ・ナオン(57歳)(08 of14)
Open Image Modal
「シワだらけのおばあさんになるのが楽しみです。アメリカではネガティブに受け止められがちだけれど、アフリカでは更年期に入った女性は尊敬されます」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
デボラ・ガイネス(55歳)(09 of14)
Open Image Modal
「美の基準は、若い時につくられます。私の祖母は、太っていて、白髪で、シワがたくさんありました。そんな彼女は、愛を形にしたような人でした。95歳で亡くなりましたが、彼女は私が知る最も美しい人です」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
アン R. (59歳)(10 of14)
Open Image Modal
「私にとってシワは、本当の自分とは何かを教えてくれる、大切なものです。シワは恥ずかしいものではありません。むしろ、これまで経験してきた様々な出来事の結果です」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
バーブ・ラビン(67歳)(11 of14)
Open Image Modal
「一番お気に入りのシワは、目の周りのシワです。笑顔と、人生を楽しんだことと、悲しみの結果だから」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
リサ・ヒルシュ(66歳)(12 of14)
Open Image Modal
「シワがなければ、今の私はいないでしょう。美しく歳をとるというのは、ある意味特権だと思います」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
バーバラ・ハンナ・グラファーマン(59歳)(13 of14)
Open Image Modal
「歳をとるのは止められないけれど、どうやって生きるのかを決めることはできます。シワは私の一部です。私の努力を表しています。また、美しく歳を重ね、いつでも活動的でいるためにの努力は欠かしません」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)
サンドラ・ラモゲース(59歳)(14 of14)
Open Image Modal
「約20年前、ある女性が私にこう言いました『あなたはとても美しいから、歳を取って醜くなったら、耐えられないんじゃないかしら』。私はこう返事をしました。『私はただ歳を取るだけで、醜くなったりしません』。私たちは、歳を取るのは醜くなることだ、と思っていますがそうではありません。美しいことなのです」 (credit:Damon Dahlen/Huffington Post)

画像集が見られない方はこちら