世界最高齢、116歳の女性が毎日2つ食べているものって?

歯がなくても食べられるものです。
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OLIVIER MORIN via Getty Images
Emma Morano, 116, holds a pillow reading '116 years old, Happy Birthday Emma' as she poses for AFP photographer in Verbania, North Italy, on May 14, 2016. Emma Morano is the oldest living person in the world, and the only one left who has touched three centuries. Susannah Mushatt Jones, a New York woman several months her senior, died on May 12 evening, making Morano the world's oldest known person at 116. / AFP / OLIVIER MORIN (Photo credit should read OLIVIER MORIN/AFP/Getty Images)

現在生存する世界最高齢者のエマ・モラノさんは、毎日あるものを2つ食べているという。

イタリアのバーセルで生まれ育ったモラノさんは、2016年5月に当時世界最高齢だったスザンナ・マシャット・ジョーンズさんが亡くなった後、世界最高齢者としてギネス世界記録認定された。

1899年生まれの彼女は、11月29日に117歳になる。誕生日を目の前にしたAFP通信のインタビューで、モラノさんはこう明かした。

「毎日、卵を2個食べています。クッキーも食べますよ。だけど、食事の量は多くありません。歯がありませんからね」

卵は美味しく調理しているわけではないという。貧血に効くと医師から言われて以来、何十年にもわたってモラノさんは卵を生のまま毎日食べている。

彼女の担当医カルロ・バーヴァさん驚かせているのは、モラノさんの「回復力」だ。彼はモラノさんの長寿の秘訣について「体調を崩すことはあっても、彼女は必ず元気を取り戻します。体調が良いときはとても元気です」と話した。

また2015年のインタビューで、モラノさんは長寿の理由の一つとして「誰にもしばられずに人生を楽しんでいる」ことを挙げている。30代後半で離婚して以来、モラノさんはずっと独身だ。

100歳にはまだしばらく時間がかかる人にとって、考えさせられるアドバイスだ。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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長生きするために食べておきたい17の食材
ダークチョコレート(01 of17)
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素晴らしいニュースから始めよう。ダークチョコレートには、フラボノイドと抗酸化物質が含まれていて、どちらも炎症を抑え、血栓防止する効果がある。\n\n研究によると、炎症は、加齢や加齢性疾患と関わりがあり、抗炎症作用のある食品は、長寿の鍵となる。 (credit:MIRIAM2009 VIA GETTY IMAGES)
ブロッコリー(02 of17)
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ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、スルフォラファンなどの、がんを予防する化学物質を含んでいる。ある研究では、ブロッコリーを食べる人は、食事に(ブロッコリーを)含まない人よりも長生きすることが発見された。\n (credit:DANIEL GRIZELJ VIA GETTY IMAGES)
ナッツ類(03 of17)
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最新の研究では、毎日ひと握りのナッツ類を食べることには寿命を延ばす効果があるという。とくに、ナッツ類を食べる人は、糖尿病やがんのような、命に関わる病気で死亡するリスクが低くなることがわかった。 (credit:ZOONAR/PHOTOGRAPHER: MARKUS GANN VIA GETTY IMAGES)
ビート(04 of17)
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根菜のビートは、ビタミンと呼ばれる化合物を豊富に含んでおり、それらは抗炎症作用がある。 (credit:PILIPPHOTO VIA GETTY IMAGES)
トマト(05 of17)
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このジューシーな野菜は、人の健康に大きく関わってきた。アメリカ人はたくさんのトマトや、トマト製品を食べるが、それは良いことだ。トマトは、一部のがんや心血管性疾患、骨粗鬆症などにかかるリスクを低減することがわかっている。トマトはビタミンCが多く含まれ、リコピンと呼ばれる抗酸化物質を豊富に含んでいる (credit:BIG CHEESE PHOTO VIA GETTY IMAGES)
ベリー(06 of17)
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甘いイチゴやブルーベリーは、豊富な抗酸化物質が含まれており、老化防止に役立つ。とりわけベリーは、脳機能と筋肉維持をサポートする抗酸化物質アントシアニンを含む (credit:JULIA KHUSAINOVA VIA GETTY IMAGES)
オリーブオイル(07 of17)
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地中海の食材は、主役のオリーブオイルが、世界で最も健康的な食事法の一つとして脚光を浴びてきた。オリーブオイルの脂質は、加齢による認知機能の低下を防ぐ効果があるという。 (credit:BRIAN HAGIWARA VIA GETTY IMAGES)
サーモン(08 of17)
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サーモンはどう食べても、寿司でもベーグルの具にはさんでも、オメガ3脂肪酸を豊富に含んでいる。これらは、認知機能の低下の予防し、炎症を抑える効果がある (credit:TRINETTE REED VIA GETTY IMAGES)
クランベリー(09 of17)
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タルトを食べるときは、クランベリーが乗っているものを選ぼう。ベリーは健康長寿を支える抗酸化物質を含む。そしてさらには、ある研究では、オレガノとクランベリーを混ぜたものがショウジョウバエの寿命を延ばすことが発見された。\n\n研究グループは、その植物の混合物が人間に対しても同様の効果を持ち、加齢性疾患を避けるのに役立つと述べた。 (credit:MAXIMILIAN STOCK LTD. VIA GETTY IMAGES)
辛い食べもの(10 of17)
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もしあなたが辛いものが好きなら、かなり長い間、スパイスの効いた人生を楽しめるかもしれない。最近発表された中国の研究では、コショウなど辛い食材を食べる人たちは、早死にする可能性が低かったという。同研究グループは、辛いものを食べる人は、がんや心疾患で死亡するリスクが低いことも発見した。\n (credit:IAIN SARJEANT VIA GETTY IMAGES)
緑茶(11 of17)
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コーヒーをお茶に替える必要はないが、日々の飲みものに、緑茶を加えるといいだろう。カテキンを含む緑茶や紅茶は、あなたの心臓を守る作用がある。\n\nある日本の研究では、緑茶を大量に飲む人、または1日に最低500ミリリット程度を飲む人は、心臓疾患や心臓発作のリスクが低く、より長生きする傾向があるという。\n (credit:ANDREW UNANGST VIA GETTY IMAGES)
ニンニク(12 of17)
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ニンニクは、風味のあるどんな食事もより良いものにするものだが、それをそこに添えてもなお良い。それを食べることには寿命を延ばす潜在力がある。ニンニクには抗酸化物質が詰め込まれていて、血圧の調整に役立つと考えられている。 (credit:LS9907 VIA GETTY IMAGES)
ホウレンソウ(13 of17)
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最近の研究で、豊富なビタミンKを含むホウレンソウ(青菜)を食べることは、加齢による認知機能の低下を防止する効果があるという。 (credit:RACHEL HUSBAND VIA GETTY IMAGES)
アボカド(14 of17)
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どうぞアボカド・トーストを作り続けてください。その素晴らしいフルーツはストレスを低減する効果があり、抗酸化作用のあるビタミンEも多く含まれる。 (credit:PATRIZIA SAVARESE VIA GETTY IMAGES)
リンゴ(15 of17)
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リンゴは、抗酸化物質を豊富に含む素晴らしい食品だ。リンゴの栄養をちゃんと摂取するために、必ず皮を食べるようにしてほしい。そこには多くの栄養素が含まれている。リンゴは食物繊維を含み、消化器官の健康維持や心臓疾患の防止の効果があるという。 (credit:JUPITERIMAGES VIA GETTY IMAGES)
アスパラガス(16 of17)
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アスパラガスの茎は、“抗酸化物質の母”といわれるグルタチオンを豊富に含む。それは心臓疾患や認知症、がんのリスクを低減する。また、アスパラガスに含まれる葉酸は、認知機能を支える効果があり健康な脳づくりをサポートする。 (credit:JUPITERIMAGES VIA GETTY IMAGES)
キムチ(17 of17)
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キムチやサワークラウト、ヨーグルトなどの発酵食品に含まれる善玉菌は、不安や憂鬱などの症状を抑制する効果があることがわかった。さらに良いことに、ほとんどのキムチにはニンニクを含まれるため、その強力な抗酸化物質も一緒に食べられる。ある研究では、キムチに含まれる善玉菌のひとつ、乳酸菌が結腸がん防止に役立つという。 (credit:RUNPHOTO VIA GETTY IMAGES)


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