この文章は、マンチェスター市長であるアンディー・バーンハム氏による2017年5月23日にマンチェスター市庁前で行われた記者会見の全文書き起こしです。
深い夜の闇から抜けて、マンチェスターは一番心苦しい夜明けを迎えました。
ここ数時間で起きたことは信じ難く、このショック、怒り、そして心の痛みを表現する言葉が見つかりません。
テロの犠牲になったのは、幼い子どもたち、若者、そしてその家族でした。
これは、悪魔のような行為でした。私たちの心は、犠牲になった人々の家族とともにあります。彼らに対して最大限のサポートをしていきたいと思います。
私たちは悲しみに溢れていますが、同時に強い心も持っています。私たちは、この素晴らしい街で出来る限り通常通りの生活を送っています。
Advertisement
想像を絶する状況の中で働いてくれた警察官、消防士、救急隊員の皆さまに感謝の言葉を述べたいと思います。
イギリス中から、世界中から励ましのお便りをいただいたことも、感謝します。
最後に、私はマンチェスターの人々に「ありがとう」と伝えたいです。テロ事件の直後であっても、危険を避けるために見知らぬ人でも家に招きいれてくれました。
みなさんは分断を狙った人間たちに、これ以上ない返答をしてくれました。それこそがマンチェスターの魂であり、それによって私たちは最後には打ち勝ち、一つになれるでしょう。
(ハフポストUK版に掲載された記事を翻訳しました。)