今注目の北欧音楽12組!トップに輝くのはだれ!?

北欧最大規模の音楽のコンフェランス&ショーケース「by:Larm」が3月初旬にノルウェーの首都オスロで開催されます。

左上:ノルウェーの歌手、Emilie Nicolas(Photo:Kristian Skylstad)

左下:スウェーデンのラッパー、Lorentz(Photo: Patricia Reyes)

中央:デンマークのバンド、Selvhenter(Photo: Emil Hartvig)

右上:ノルウェーのDJ、Todd Terje(Photo: Christian Belgaux)

右下:フィンランドの歌手、Mirel Wagner(Photo: Renaud Monfourny)

2014年度の北欧を代表するベストアルバムに与えられる賞

北欧最大規模の音楽のコンフェランス&ショーケース「by:Larm」が3月初旬にノルウェーの首都オスロで開催されます。その中で特に注目を集めているイベントのひとつが「フォノファイル・ノルディック・ミュージック・プライズ」(Phonofile Nordic Music Prize)という音楽賞です。2014年にアルバムを発表した北欧出身者の中で、最も活躍した人・団体に贈られます。

同賞は2010年にスタートし、過去にはヨンシー(アイスランド/2011)、ゴラン・カイフェシュ(スウェーデン/2012)、ファースト・エイド・キット(スウェーデン/2013)、ザ・ナイフ(スウェーデン/2014)と、そうそうたる顔ぶれが受賞しました。

今後注目の北欧アーティストが一目でわかる顔ぶれ

2月11日、2015年度のアワードにノミネートされた12組の北欧アーティストたちが発表されました。北欧の音楽事情に詳しい人にとっては、興奮する顔ぶれとなっています。今後、日本でもさらに知名度を高めていくであろう才能ある人々ばかりです。

アルバム作品のクオリティーが最も純粋に評価される、唯一の北欧の音楽賞

「この音楽賞の受賞者は、アーティストの音楽ジャンル、アルバムの売り上げ数、商業的な影響は一切関係なく、北欧出身の審査員たちによって選出されます。よって、アルバム作品のクオリティーが最も純粋に評価される、唯一の北欧の音楽賞です」と、ノルウェーの音楽情報を世界に発信する音楽機関「ミュージック・ノルウェー」のErlend Buflaten氏は語ります。

2015年度のアワードを受賞するのはだれか!? 結果は3月5日のby:Larmeで発表されます。

12組のアルバムの中でも特に注目の1曲を、Buflaten氏に選んでいただきました。

みなさまのお気に入りは、この中にあるでしょうか?

Emilie Nicolas (ノルウェー) - Like I'm a Warrior

Gracias (フィンランド) - Elengi

Iceage (デンマーク) - Plowing Into the Field of Love

Lorentz (スウェーデン) - Kärlekslåtar

Lykke Li (スウェーデン) - I Never Learn

Neneh Cherry (スウェーデン) - Blank Project

Mirel Wagner (フィンランド) - When the Cellar Children See the Light of Day

MØ (デンマーク) - No Mythologies to Follow

Pink Street Boys (アイスランド) - Trash From the Boys

Prinspóló (アイスランド) - Sorrí

Selvhenter (デンマーク) - Motions of Large Bodies

Todd Terje (ノルウェー) - It's Album Time

※アーティスト名(国名)-アルバム名/アルファベット順

Text: Asaki Abumi

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