日本の皆さんにはちょっと遅くなってしまったけれど、ホンダがクリスマスシーズンに合わせて公開した、サンタクロースがソリを新調するというストーリーのアニメーション映像をご紹介しよう。
サンタクロースはソリの老朽化に悩んでいた。毎年このシーズンになると、世界各地を飛び回るため、ソリに付いた走行距離計の数字は、何と750億マイル(約1,200億km)に届こうとしている。安全にプレゼントを届けたいけれど、横滑りして事故を起こしたらどうしようという不安から、悪夢にうなされることもあった。そんなサンタが相談に行ったのが、(サンタの住む所からはだいぶ遠いと思われるが)ホンダの開発センターだった。
サンタの相談に、ホンダは新車の「シビック」に買い換えを勧めて終わりにしたりはもちろんせず、時代に合った新しいソリを開発しましょうと約束。クレイモデルの削り出しから始めたホンダのデザイナーは、サンタ宛にある子どもから届いた「サンタさんに安全なソリを!」というお願いリストに記載されていた通りのソリを作り上げていく。そして数々の安全機能が搭載された新しいソリが完成した。
ホンダからサンタにどんなソリがプレゼントされたか、映像でチェックしてみよう。また、このサンタのアニメのようなファンタジー路線とはだいぶ違うが、ホンダは他にもクリスマスシーズン用に映像を公開している。『マスターズ/超空の覇者』の悪役スケルターが歌う「ジングルベル」の替え歌や、G.I.ジョーが歌う「ひいらぎかざろう」の替え歌、そして米では長寿アニメ番組のガンビーとポーキーが歌う思い付きの歌の3曲をご紹介しておくので、どうぞご試聴いただきたい。
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(2014年12月26日のAutoblog「【ビデオ】もしもホンダが、サンタクロースに最新技術を備えたソリを作ったら?」より転載)