今年全米で最も売れたクルマと言えばピックアップトラックのフォード「F-150」だが、州によってその人気は上下するようだ。
米自動車価格リサーチ会社ケリー・ブルー・ブックが2013年1月から8月までに全米の各州で最も売れたクルマをまとめた地図が、米経済ニュースサイト『ビジネス・インサイダー』に公開された。それによると、全米50州と首都ワシントンDCのうち、34州ではフォード「F-150」がトップを守ったが、それ以外の州では別の車が首位に立っている。
米ではポピュラーなピックアップトラックでは、「F-150」の他、メイン州とインディアナ州でシボレー「シルバラード」、バーモント州でGMC「シエラ」、ハワイ州でトヨタ「タコマ」が首位に。
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そんなピックアップに代わってしのぎを削ったのが、日本のミドルサイズセダンだ。バージニア州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、そしてロードアイランド州ではホンダ「アコード」、フロリダ州、メリーランド州でトヨタ「カムリ」(現時点での全米売上1位)がトップに立っている。意外なところでは、オクラホマ州で日産「アルティマ」が首位に。
その他、州別のトップに立ったのは、ホンダ「CR-V」(マサチューセッツ州とコネチカット州)、ホンダ「シビック」(カリフォルニア州)、トヨタ「カローラ」(ワシントンDC)、フォード「フュージョン」と、フュージョンを除き全てが日本車となっている。
各州で最も売れたクルマをまとめた地図はこちらからどうぞ。
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