「入社後」までを見据えた日本最大級の総合求人・転職支援サービス『エン転職』( https://employment.en-japan.com/ )上で、ユーザーを対象に「自己研鑽」についてアンケートを実施。3,264 名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
★ 2018年にやってみたい自己研鑽。人気トップ3は資格取得、語学、エクセルやワードのPCスキル。
★ 現在53%の方が自己研鑽に取り組んでいると回答。自己研鑽に取り組んでいる方が多い職種は「専門職」「IT技術者」「企画・事務」。
★ 自己研鑽の目的、トップ3。「新しいことへのチャレンジ」「今後のキャリア選択肢拡大」「今の仕事に活かす」。20代は「転職活動への備え」がトップ3入り。
1:2018年にやってみたい自己研鑽。人気トップ3は資格取得、語学、エクセルやワードのPCスキル。(図1)
「2018年にやってみたい自己研鑽」をエン転職のユーザーに伺いました。第1位は「資格取得の勉強」(57%)、第2位が「語学の勉強」(33%)、第3位が「ExcelやWordなど、業務で使うスキルの勉強」(31%、20代は39%で第2位)でした。
「資格取得の勉強」を選んだ方は、「何か専門的な資格があれば、転職には有利だと思った」(23歳女性)、「何らかの資格があれば、転職に有利に働くと考えたため。また、転職先の業務に活かせなくても、学習意欲があることはアピールできると感じたため」(26歳男性)「資格があればスキルを証明しやすいから」(31歳女性)などのコメントが寄せられています。
「語学の勉強」を選んだ方は「以前から語学を勉強し直したいと考えており、資格として履歴書に書けるような形にしたいと考えているため」(29歳女性)「これからどの職業でも語学が必要になると思うので」(31歳男性)。「ExcelやWordなど、業務で使うスキルの勉強」を選んだ方からは、「タブレットやスマホの普及でPCスキルが下がっている新人が多いから」(26歳男性)「PCでの事務作業を効率良く終わらせるため」(31歳男性)といったコメントが寄せられました。
【図1】2018年にやってみたい自己研鑽を教えてください。(複数回答可)
2:現在53%の方が自己研鑽に取り組んでいると回答。自己研鑽に取り組んでいる方が多い職種は「専門職」「IT技術者」「企画・事務」。(図2・図3・図4・図5)
「自己研鑽として取り組んでいることはありますか?」と質問をすると、54%の方が「ある」と回答しました。年代と比例して、実施率が上昇します。職種別の実施率は、第1位が「専門職系(コンサルタント、金融、不動産)」(75%)、第2位が「技術系(IT・Web・ゲーム・通信)」(70%)、第3位が「企画・事務・管理系」(68%)。自己研鑽をしている方がもっとも少ない職種は「販売・サービス系(ファッション、フード、小売)」(34%)でした。
「自己研鑽で取り組んでいること」は、第1位が「資格取得の勉強」(58%)、第2位が「語学の勉強」(28%)、第3位が「ExcelやWordなど、業務で使うスキルの勉強」(27%)でした。自己研鑽に費やす時間は「週に1~2時間未満」(41%)、費やす金額は「5,000円未満」(52%)がもっとも多いようです。40代以上は金額・時間ともに一番多く費やしています。
【図2】自己研鑽として取り組んでいることはありますか?
【図3】自己研鑽に取り組んでいる、と回答した方に伺います。取り組んでいることを教えてください。(複数回答可)
【図4】自己研鑽に取り組んでいる、と回答した方に伺います。自己研鑽にかける時間は1週間にどのくらいですか?
【図5】自己研鑽に取り組んでいる、と回答した方に伺います。月間で自己研鑽にかける金額はいくらぐらいですか?
3: 自己研鑽の目的、トップ3。「新しいことへのチャレンジ」「今後のキャリア選択肢拡大」 「今の仕事に活かす」。20代は「転職活動への備え」がトップ3入り。(図6)
「自己研鑽の目的」を伺いました。第1位が「新しいことにチャレンジするため」(58%)、第2位が「今後のキャリアの選択肢を広げるため」(51%)、第3位が「今の仕事に活かすため」(48%)という結果になりました。20代に絞ると「転職活動に備えるため」(56%)が第3位に上昇します。
20代からは「今の仕事とは別の新しい分野にかなり興味があるため、将来的に業界を変えても活かせるような学習をしていきたいから」(26歳男性)「資格習得で出来ることを増やし、自分自身の価値を高めることで現在の会社での評価や、転職活動を有利に進められると考えている」(27歳男性)といったコメントが挙がりました。
【図6】自己研鑽に取り組んでいる、と回答した方に伺います。自己研鑽の目的を教えてください。(複数回答可)
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査期間: 2017年11月30日~12月26日
■調査対象:『エン転職』( https://employment.en-japan.com/ )利用者
■有効回答数:3,264名
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