「アマビエ」が政府公認キャラに。厚労省の新型コロナ啓発画像として起用

「とうとうアマビエ様が政府公認になった」と喜ぶ声の一方、「厚労省の今やる事がこれなんだ...」と呆れる声も。
厚労省の公式Twitterに掲載されたアマビエ
厚労省の公式Twitterに掲載されたアマビエ
Twitter/MHLWitter

疫病から人々を守るという伝説がある妖怪「アマビエ」が、日本政府公認のキャラクターになったと、ネット上で話題になっている。

アマビエは江戸時代末期の弘化3年(1846年)に、現在の熊本県に出現したと言われる妖怪。当時の瓦版で「病気が流行したら自分の姿を写して人々に見せるように」と伝えて海中に消えたと伝えられている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、アマビエの姿をイラストに描くことが3月以降、SNSで流行している。

厚労省は4月9日、公式Twitterにアマビエのイラストを掲載。「知らないうちに、拡めちゃうから。STOP!感染拡大」というキャッチフレーズが書かれており、次のように訴えた。

「アマビエをモチーフに、若い方を対象とした啓発アイコンを作成しました。自分のため、みんなのため、そして大切な人のため、できることを私たち一人ひとりがしっかりやって、ウイルスの感染拡大を防ぎましょう!」

アマビエの画像は厚労省の公式サイトにも掲載された

Twitterでは「とうとうアマビエ様が政府公認になった」と喜ぶ声が続出する一方で、「厚労省の今やる事がこれなんだ...」と呆れる声もあった。

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