ブルース・ウィリス、失語症で引退を発表「ファンの皆さんにも一緒に進んでほしい」

ウィリスさんの家族が病状と引退を投稿。「ブルースはいつも『楽しみましょう』と言っていました」とメッセージを伝えています
ニューヨーク映画祭の『マザーレス・ブルックリン』の上映会に参加したブルース・ウィリスさん(2019年10月11日)
ニューヨーク映画祭の『マザーレス・ブルックリン』の上映会に参加したブルース・ウィリスさん(2019年10月11日)
ANGELA WEISS via Getty Images

『ダイ・ハード』や『シックス・センス』など、数々の映画に出演してきた俳優のブルース・ウィリスさんが、 失語症のため俳優のキャリアから退くことになった。

妻のエマ・ヘミング・ウィリスさんや元妻のデミ・ムーアさんなどの家族が、ファンに向けたメッセージをSNSに投稿して病状と引退を伝えた。

投稿ではバスローブとサングラス姿のウィリスさんの写真とともに、引退決断の理由が次のようにつづられている。

「ブルースを支援してくださる大切な皆さんへ。私たち家族は、愛するブルースが健康問題を抱えており、失語症と診断されたことをお伝えします。失語症は認識機能に影響を与えます。そのため、私たちは十分に考えた結果、ブルースが彼にとって非常に大きな意味を持つキャリアから退くことを決めました」

「私たちにとって非常に大変な時期で、皆さんの愛と、思いやり、サポートに心より感謝します」

「私たちは強く団結した家族として進んでいきますし、ファンの皆さんにも私たちと一緒に進んでほしい。なぜなら、彼が皆さんにとってとても大切だと知っているからです。皆さんが彼にとって、とても大切であるように」

「ブルースはいつも『楽しみましょう』と言っていました。その言葉通り、ともに楽しみましょう」

投稿の末尾には、エマ・ヘミング・ウィリスさんとデミ・ムーアさんの他、5人の子どものルーマーさんとスカウトさん、タルーラさん、メイベルさんとエヴリンさんが署名している。

失語症とは

メイヨークリニックによると、失語症では、話す、書く、言葉を理解するなど、話し言葉と書き言葉の両方で、伝える能力が失われる。

脳卒中や頭部の怪我が原因で発症するケースが多いものの、進行の遅い脳腫瘍などで起きる場合もあるという。

重症度は、脳が受けたダメージの程度など様々な条件で異なり、言語スキルの学び直しや、他のコミュニケーション方法の習得もできると説明されている。

ウィリスさんの家族の投稿には多くの人たちからのコメントが寄せられ、「私たちはブルースが大好きです」など、愛とサポートを伝えている。

ウィリスさんは1987年にムーアさんと結婚した後に離婚し、2009年にエマ・ヘミング・ウィリスさんと結婚した。

ムーアさんとの間にルーマーさんとスカウトさん、タルーラさんの3人、そしてエマ・ヘミングさんとの間には、メイベルさんとエヴリンさんの2人の子どもがいる。

両家族は仲が良いことで知られ、3月19日のウィリスさんの67歳の誕生日には、ムーアさんがウィリスさんと撮った写真を投稿して「誕生日おめでとう!私たちのブレンド家族に感謝します」とコメントした。

ウィリスさんは『ダイ・ハード』の他にも、『パルプ・フィクション』や『アルマゲドン』など数々の映画で観客を魅了してきた。アメリカで2022年に公開予定の『Gasoline Alley(原題)』や『Fortress: Sniper’s Eye(原題)』などにも出演している。