肉がなければフライドポテトを挟めばいいじゃない。バーガーキングの新商品が衝撃的

「炭水化物を炭水化物でサンドする発想」と驚く人もいる一方で「意外とありかも!」と国内販売を期待する声も
バーガーキングがニュージーランドで販売開始したフライドポテトバーガー「チップ・バティ」
バーガーキングがニュージーランドで販売開始したフライドポテトバーガー「チップ・バティ」
burgerking.co.nz

マリー・アントワネットは「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」と話したという都市伝説で知られている。それに加えて今後は「肉がなければフライドポテトを挟めばいいじゃない」という“迷言“も生まれそうだ。

バーガーキングのニュージーランド部門が、フライドポテトをバンズで挟んだハンバーガーの販売を開始したからだ。

■開発のきっかけは?

その名は、「チップ・バティ」。フライドポテトを挟んだイギリス伝統のサンドイッチと同じ名前だ。2枚のバンズの間に肉はない。そこにあるのは、フライドポテトとマヨネーズとケチャップだ。お値段は、2ニュージーランド・ドル(約140円)とお値打ちだ。公式サイトでは「キングにぴったりの料理を、誰にでも手が届く値段で提供します」と書かれている。

ニュージーランド部門の公式Facebookは2月9日、新バーガー開発のきっかけは「調理人が偶然、バンズの上にフライドポテトを落としたことを受けたこと」だと明かしている。

健康志向の高まりを受けて、バーガーキングは近年、肉を使わないバーガーの開発に注力している。植物性の代替肉を使ったハンバーガー「インポッシブル・ワッパー」の販売を2019年8月にアメリカで開始していた。

■ウェンディーズが皮肉

今回のフライドポテトバーガーは、世界中のSNSで大反響を呼び起こした。

ライバルのバーガー大手「ウェンディーズ」は公式Twitterで「バーガーキングの肉に比べれば、文字通りどんな物でも挟んだ方がマシだよね」と皮肉を飛ばしている。

■日本での反響は?

日本のSNSでもCNNなどの報道がきっかけで話題となり、「なんじゃこりゃ?炭水化物を炭水化物でサンドする発想」と驚く声のほか、「 これは意外とありかも!」「日本でも発売されたら速攻で食べに行くだろうな」などと国内販売を期待する声が上がっている。

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