イギリスの猫の飼い主は「あること」をしなければ罰金が科されるように

これをしていなければ、猫が行方不明になった時に飼い主との再会が非常に難しくなるといいます

イギリスでは2024年から、猫の飼い主は猫を守るために「あること」をしなければならなくなる。

それはマイクロチップの装着だ。

新たな法律により、イギリスの飼い主は、2024年の6月10日までに猫にマイクロチップをつけることが義務化された。従わない場合は最大で500ポンド(約9万2000円)の罰金が科される。

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イギリスの動物慈善団体PDSAによると、猫のマイクロチップ埋め込み費用は通常10〜30ポンド(約1800〜5500円)程度かかる。

去勢手術や避妊手術をする時に装着する場合が多いが、それ以外でもいつでも可能だ。

3月に制定された法律により、飼い主は猫が生後20週間を迎えるまでにマイクロチップを装着しなければならなくなった。2024年6月10日までに装着しなければ、21日の猶予を与えられるか罰金の支払いが命じられる。

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政府によると、イギリスには900万匹以上の猫がペットとして飼われており、そのうち約230万匹にチップが装着されていないと考えられている。

マイクロチップを装着していないと、猫が行方不明になったり盗まれたりした場合に飼い主との再会が非常に難しくなる。

政府獣医局長のクリスティーン・ミドルミス氏は、新たな法律について「マイクロチップは、行方がわからなくなったペットを特定する最も効果的かつ迅速な方法です。犬の場合は、マイクロチップを埋め込んでいると飼い主と再会する率が2倍以上高くなります」とコメントしている。

「猫にマイクロチップを埋め込むことで、大切なペットが行方不明になった場合に飼い主との再会の可能性を高めることができます」

ハフポストUK版の記事を翻訳しました。

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