ジョージア南部のダシュバシ峡谷を横断する吊り橋が6月14日、オープンした。政府が立ち上げた英文ニュースサイト「Agenda.ge」などが報じた。イスラエル系企業「カス・ランド」が1億2000万ラリ(約55億円)を出資したもので、ガラスと鋼鉄で出来ているという。
長さ240メートルの吊り橋の中程にはダイヤモンド型の構造物があり、中はカフェになっている。渓谷からの高さは200メートルになる。カス・ランド社の責任者は「橋の最も高い位置に吊り下げられたレストラン」としてギネス世界記録に申請する予定だと述べたという。
Advertisement
エルサレムポストは、この「ダイヤモンド・カフェ」は合計9トンの重さがあり、一度に約2000人を収容可能だと報じている。
ジョージア政府公式サイトによると同国のガリバシヴィリ首相がオープン初日に訪問したことを発表。同首相は「この並外れてユニークな場所は、自然遺産の保護と、世界規模のインフラ開発を両立しました」と述べたという。
ガリバシヴィリ首相がダイヤモンド型のカフェの中を訪れた際、ガラス張りとみられる透明な床から峡谷をのぞき込む様子が掲載されている。
Advertisement
高所恐怖症の人には絶対無理なこのカフェ。画像集と動画で紹介しよう。
Advertisement