世界に8枚しかない「ヘンリー三世の金貨」農場で発見 ⇒ 約8300万円で落札される【画像集】

金属探知機による宝探しで52歳の男性が見つけました。「子どもたちのお陰」と感謝しています。
ヘンリー三世の肖像画
ヘンリー三世の肖像画
duncan1890 via Getty Images

金属探知機を使って宝探しをするのが趣味の男性が、驚くべき大発見をした。イギリスの農場の土の中から見つかった古い金貨が、鑑定の結果、13世紀に作られた「ヘンリー3世の金貨」だと判明したのだ。

これは、イギリス最古の金貨として知られており、現存するのは今回の物を含めて8枚のみだ。1月23日のオークションで54万ポンド(約8300万円)で落札された。運営会社のYouTubeによると、イギリス国内で土から見つかった金貨では最高額だという。

■子どもたちに促されて宝探しを10年以上ぶりに再開したばかりだった

インディペンデントによると、この金貨が発見されたのはデヴォン州にあるヘミヨック村の農場。2児の父であるマイケル・リー=マロリーさん(52)が2021年9月26日、金属探知機を使って宝探しをする趣味を、子ども達に促されて10年以上ぶりに再開した直後の発見だった。

金属探知機による調査では、これまで銀貨を発見したことはあるが、90%はゴミだったという。リー=マロリーさんはBBCの取材に以下のように振り返っている。

「金貨を見つけたのは初めてだったので、ショック状態になったのを覚えています。金貨は畑から10cm ほどの深さに埋まっていました。私はこてを入れて、この輝く金のかけらを見つけました。中世の金貨だとは分かりましたが、ヘンリー三世の物とは思いもしなかったです」

CNNによると、「ヘンリー3世の金貨」は、西暦1257年ごろに鋳造されたイギリス最古の金貨。宝珠と王笏を持って華やかな王座に座っているヘンリー三世を描かれている。これまでに7枚の現存が確認されていたが、その多くは博物館にあるという。

この金貨は1月23日に開催されたオークションで54万ポンド(約8300万円)で、イギリス国内の買い手に落札された。博物館で展示する意向を示しているという。

インディペンデントによると利益は、土地の所有者とリー=マロリーさんで折半されることになるという。リー=マロリーさんは「この発見に携われたことを光栄に思います」とした上で、利益を歴史に強い関心を持つようになった自分の子供たちのために使うつもりだと考えているとして、以下のように言った。

「実際、この金貨を発見できたのは子どもたちのお陰なのですから」

■「ヘンリー3世の金貨」と発見者のリー=マロリーさん(本人のFacebookより)

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