ジョージアの駐日大使の粋なツイートに注目が集まっている。
ティムラズ・レジャバ駐日大使は3月8日、公式Twitterに「ジョージアと日本は非非友好国です」と投稿。赤ワインの絵文字と共に、「ガウマルジョス」(ジョージア語で乾杯の意味)という言葉を続けた。
日本を非友好国に指定したロシアへの皮肉とみられる。「2秒考えてしまいました」「ウィットに富んだツイートありがとう」など反響が広がっている。
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■ロシアは日本を「非友好国」に指定
このツイートは、ロシアが3月7日、日本やEU諸国などを「非友好的な国と地域」に含めるリストを発表したことを受けたものだった。
ウクライナ侵攻を受けてロシアへの経済制裁に参加した国や地域を指定しており、ロシアの債務者が「非友好的な国と地域」の債権者にドルなどの外貨ではなくルーブルで相当額を支払えば、債務を履行したとみなすとしている。
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■ジョージアってどんな国?
ジョージアは旧ソ連の構成国で人口は約400万人。領土の一部を親ロシア派の自称国家が実効支配しており、2008年の南オセチア紛争ではロシア軍と戦闘になった。
ウクライナと同様にNATOとEUへの加盟を申請しており、ロシアとの対立関係が続いている。鶏肉をガーリッククリームソースで煮込んだ郷土料理『シュクメルリ』は、日本の牛丼チェーンの「松屋」で採用された際に人気メニューとなっている。
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ロシアによるウクライナ侵攻を「侵略行為」と強く批判。レジャバ駐日大使は「ウクライナに対する支持と連帯をどこまでも続けます」とツイートしている。