世界中の人に愛されている、大人気のグミ「HARIBO(ハリボー)」。
100年以上の歴史を持ち、ヨーロッパでは知らない人はいないと言われるほど生活に根付いたお菓子だ。
しかし、なぜ「ハリボー」と呼ばれるのだろうか。
なぜハリボーと呼ばれるのか?
公式ウェブサイトによれば「ハリボー」という名前は、創業者の名前と出身地に由来している。
ハリボーの創業者ハンス・リーゲル(Hans Riegel)氏は、1893年にドイツの都市ボン(Bonn)のフリースドルフで生まれた。
ハリボーは、そのリーゲル氏の名前とボン「HAns RIegel BOnn」の頭文字をそれぞれ2つを組み合わせて「HARIBO(ハリボー)」と命名されたという。
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ウェブサイトには「1920年、会社はハンスの名前とボンの地名の頭文字をとってHARIBOとしてボンの商業登記簿に登録されました」と書かれている。
リーゲル氏は菓子職人になるための修行を積んでハイネン&リーゲル社のパートナーになった後、1920年12月にHARIBOを設立。
小さなキッチンでお菓子作りを開始し、妻のガートルドさんが同社最初の従業員となったという。
ドイツでスタートしたハリボーは、現在はフランス、イギリス、デンマーク、オーストリア、スペイン、トルコ、ハンガリーなど世界10カ国にある16の工場で生産され、120カ国以上で販売されている。
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今も家族経営で現在は3代目が引き継いでおり、2020年に創業100周年を迎えた。