伊集院光さん、ピエール瀧容疑者逮捕に言及 「やめようとしている人は相談窓口に」と呼びかけ

ピエール瀧容疑者の逮捕について、伊集院さんがラジオで言及。「彼に対して、僕は尊敬や憧れや嫉妬や全部持っていた。なんでそんなものが必要なんだ」と語りました。
時事通信社 / Getty Images

タレントの伊集院光さんが3月13日朝、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「伊集院光とらじおと」に出演し、12日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された俳優・ミュージシャンのピエール瀧容疑者についてコメントした。伊集院さんは、瀧容疑者と30年来の親交があるという。

「やめようとしている人は相談窓口に」

番組放送が始めると、伊集院さんは「朝から気持ちのいい話じゃないです」と切り出した。

そして、薬物報道のあり方について触れ、「薬物っていうのは大変なことなんだよ、という話もしなくちゃならないんだけど、いま(薬物依存から)立ち直ろうとしている、いま立ち直らせようとしている人も聴いているから、そういう人を失望させるのもよくない」と言及。

その上で、30年以上前に無名だった頃の瀧容疑者との出会いを振り返り、「当時、20歳くらいの何だかわからない頃に想像していた51歳は、華やかなこの世界にいることはできず、おそらく何かしらで足を踏み外し、警察のご厄介になっている可能性だってある方がリアルだった」と吐露。

「のちのピエール瀧がこんな形の大活躍をするっていう方がまったく想像つかなかった」とし、「彼に対して、僕は尊敬や憧れや嫉妬や全部持っていたね。彼の昨今の仕事ぶりに対して。だから、なんでそんなものが必要なんだっていう...」と心境を語った。

最後には、再度薬物に関するニュースの伝え方について言及し、「今(薬物を)やめようとしている人は、ネットで『薬物・相談・守秘』で引くと、割ときちんとした相談の窓口があります。そういうところに相談してみてはどうですか」と呼びかけた。

共同通信によると、瀧容疑者は3月12日ごろ、東京都内かその周辺でコカイン若干量を使用した疑いが持たれている。「間違いありません」と容疑を認めているという。

NHKによると、麻薬取締部が、薬物を使用しているという情報を元に瀧容疑者の自宅を捜索。本人に任意同行を求めて、尿検査した結果、コカインの陽性反応が出たという。

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