【速報】気象庁が会見、石川県で震度7の地震、大津波警報。災害時の偽情報にも要注意【能登半島地震】

1月1日夕から北陸地方で強い地震が発生しています。石川県能登地方で震度7が観測され、大津波警報も発表されました。気象庁の記者会見の内容をまとめます。
気象庁のウェブサイトでは大津波警報などが伝えられた
気象庁のウェブサイトでは大津波警報などが伝えられた
気象庁のウェブサイト画像

1月1日午後4時過ぎから、北陸地方で強い地震が相次いでいる。気象庁によると、石川県能登地方で同日10分ごろ、震度7の地震を観測。大津波警報も発表された。

気象庁は同日午後6時過ぎから記者会見を実施。また、災害時は偽情報がSNSで拡散される傾向にあることから、信頼できる行政のアカウントを紹介する。

気象庁が記者会見

気象庁によると、今回の一連の地震は「令和6年能登半島地震」とした。

地震の発生時刻は1日午後4時10分頃。マグニチュードは7.6(速報値)で、発生場所は石川県能登地方(輪島の東北東30キロ付近)でごく浅い。

石川県志賀町で震度7を観測したほか、北海道から九州地方にかけて震度6強から震度1を観測している。また、1日午後5時半現在、震度1以上の地震が19回発生している。内訳は、震度7が1回、震度5強が3回、震度4が8回など。

大津波警報は石川県能登、津波警報は石川県、山形県、新潟県、富山県、福井県、兵庫県、津波注意報は北海道や福岡県、佐賀県などで発表している。

なお、これまでの津波の最大波は、石川県能登の輪島港で1.2メートル以上、富山で0.8メートル、柏崎市鯨波で0.4メートルなど。

気象庁は「過去の事例から大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1〜2割ある。地震発生時から1週間程度、最大震度7程度の地震に注意してください。大津波警報も発表しているため、沿岸部や川沿いにいる人はすぐに高台に避難してください」と呼びかけている。

災害時の偽情報に要注意

災害時はSNS上で偽情報が拡散される傾向にある。信頼できる行政のアカウントを次のとおり。

石川県危機管理監室の公式アカウント

・石川県防災(@Bousai_ishikawa

気象庁公式の防災情報アカウント

・気象庁防災情報(@JMA_bousai

内閣府防災担当の公式アカウント

・内閣府防災(@CAO_BOUSAI

原子力規制委員会の公式アカウント

・原子力規制委員会 / NRA Japan(@gensiryokukisei

首相官邸の公式アカウント

・首相官邸(災害・危機管理情報)(@Kantei_Saigai

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