【大阪・関西万博】神戸大学SDGs推進室と日本コンベンションサービスがコラボ。協定の内容は?

神戸大学 SDGs推進室と日本コンベンションサービスは、11月9日に「SDGs推進に関する基本協定」を締結した。万博に向けて掲げる3項目とは?

万国博覧会といえば、時代の最先端をいく技術や試みの数々が紹介される世界の一大イベントだ。

2年後に控えた2025年の日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)に向けて、日本国内でも各分野で準備が進んでいる。

SDGsの年限である2030年も迫り、大阪・関西万博では引き続き、SDGsの普及やサステナビリティへの取り組みへ多くの注目が集まるだろう。

そんな中、神戸大学SDGs推進室日本コンベンションサービスが「SDGs推進に関する基本協定」の締結を発表した。

大阪・関西万博に向けた「3項目」

神戸大学SDGs推進室長(右)と喜多隆JCS代表取締役社長 近浪弘武さん(左)
神戸大学SDGs推進室長(右)と喜多隆JCS代表取締役社長 近浪弘武さん(左)
神戸大学

同協定に基づき、両者はSDGsに関連する取り組みの支援に連携して取り組むという。

具体的な内容は「国内の大学の学生や教員に対するSDGs普及啓発や取り組みの支援」「2025年大阪・関西万博に関する情報交換」「その他、必要と認められること」の3項目だ。

神戸大学SDGs推進室はは2020年2月に設立され、「持続可能なツーリズム」や「中高大SDGs連携」をはじめとしたSDGsを達成するためのプロジェクトを実施している。

アカデミアの「知」と「人」をSDGsに関連する課題解決のためにつなぐことを目的としており、分野の垣根を超えたイノベーション創出や、地域や産業界とSDGsの理念を共有することにも注力している。

日本コンベンションサービスは、2012年に日本で初めてISO20121(イベントサステナビリティ)認証を取得し、「環境」「社会」「経済」の側面に配慮した取り組みで知られている企業だ。

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同協定では、異分野同士の両者が、互いの強みや知見、リソースを活かして、サステナビリティの価値を追求していく。

大阪・関西万博ではどんな形で、どのような価値を推進するイノベーションを紹介するのか、これからの展開が楽しみだ。

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