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佐々木俊尚さん流、集中できない現代人の「仕事や学びのコツ」15分のルーティンとは

ジャーナリストの佐々木俊尚さんが教える、集中できない現代人のための働き方、学び方。日々のルーティンや、多拠点生活を支える道具についても聞きました。

リモートワークやワーケーションなど、働き方の多様化が進む時代。東京・長野・福井の多拠点生活など、新たな生き方を実践しているのが、ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。

日本のオピニオンリーダーとして、ITから地方創生まで精力的に執筆を続ける佐々木さん流「仕事や学びのコツ」とは?コクヨの“仕事と生活を楽しむワーキングチェアー”をお試しいただきながら、ルーティンや欠かせない道具についても聞きました。

佐々木俊尚(ささき・としなお)さん: 毎日新聞記者、月刊アスキー編集部を経て、フリージャーナリスト、作家として活躍。Twitterフォロワー79万人と東京、長野、福井の三拠点生活の実践者としても知られる。著書に『家めしこそ、最高のごちそうである。』『現代病「集中できない」を知力に変える読む力最新スキル大全』など
佐々木俊尚(ささき・としなお)さん: 毎日新聞記者、月刊アスキー編集部を経て、フリージャーナリスト、作家として活躍。Twitterフォロワー79万人と東京、長野、福井の三拠点生活の実践者としても知られる。著書に『家めしこそ、最高のごちそうである。』『現代病「集中できない」を知力に変える読む力最新スキル大全』など
Photo Yuko Kawashima

仕事と生活が“統合”される新時代

── 佐々木さんは三拠点生活など、新たな生き方を実践してこられています。これからの私たちの仕事や生活は、どう変化すると思われますか?

今は「ワークライフバランス」という言葉がよく使われますが、僕は「ワークライフインテグレーション(仕事と生活の統合)」を提唱しています。

Photo Yuko Kawashima

つまり、ワークとライフはイコール、という考え方。仮に明日のお米に困らないくらいのお金が確保されていれば、「仕事のときも、そうじゃないときも境界線なく楽しい」が一番だと思うんです。

例えば、僕は夏になると人に誘われて、地方の小さな音楽フェスや登山に行きます。それは収入にはならないので、普通は仕事とは呼ばないですよね。けれども、そこでの交流や体験は、いずれ自分の仕事になると考えています。

仕事の定義は「対価があること」だけではない。「対価はないけれど自分のインプットになることも仕事である」。これが「ワークライフインテグレーション」の考え方です。実際に、ちょっとした出会いから仕事につながることも多いです。

情報を読み解く力の養い方

── 日常のインプットでは何を大切にされていますか?

「流れていく日々の情報」と「情報を読み解くベーシックな力」のバランスがとても大切ですね。

Photo Yuko Kawashima

まずは、どんどん複雑化する社会を読み解くために、大量の情報に触れることが必要です。

一方、情報や知識は、単体で存在しているだけでは、雑学や蘊蓄(うんちく)に終わってしまいます。それらを「統合」すること。「知肉」と呼んでいますが、自分の中にいろいろな世界の見え方を蓄積していく。

すると、世界をより豊かに、膨らみを持って見ることができます。

例えば、日本史で習う「鎌倉幕府は1192年にできました」は単なる雑学です。でも「なぜ、あの時期に武士が台頭してきたのか?」と「WHY」の視点から見ること。

この力は、書籍で養うことができます。自分の世界観や価値観がひっくり返るような本を読むことです。近年では、マイケル・サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』とか、ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』や『ホモ・デウス』がそうでした。そういった本で多様な視点を身につけ、情報を読み解く力のベースをつけておくわけです。

集中できない現代人は「15分1クール」を

── 仕事や学びを続けるコツはありますか?

確かに現代の人間にとっては、1時間も同じことを続けるのはなかなか難しい。集中力が続かないですよね。ついTwitterやTikTokなど、余計なことをしてしまうんです(笑)。

Photo Yuko Kawashima

僕は、1日の中で「15分1クール」と決めて、軽いタスクと重いタスクを交互に繰り返していきます。軽いタスクは「記事の見出しチェック」、重いタスクは「記事本文を読むこと」といった具合です。

Huffpost Japan

そのほか、原稿を書く、本を読む、Twitterの文章を書く、メールの返事をするなど、6〜7個のタスクを設定しています。10分でもいいので短時間で区切って、仕事や学びを続けるのがおすすめです。

多拠点間生活を支える道具と習慣

── 仕事や学びの必需品や、気をつけていることを教えてください。

Photo Yuko Kawashima

東京にいるときは、持ち物をポーチ3つに小分けしています。1個目は防災道具やカード類等。2個目は常備薬や洗面用具。3個目はケーブルなどのガジェット類を入れています。

拠点間の移動時には、それらにパソコンを足すくらいです。各拠点には、スキャナーなどの機器、テーブルと椅子があるので、着いた瞬間から仕事が再開できます

移動で疲れないよう、健康管理は意識しています。1年365日、毎日スポーツジムでランニング、筋トレは欠かせません。

長時間座る椅子や座る姿勢にも気をつかっています。40代頃に2回ほどギックリ腰をやって、「生活の質をものすごく下げる」と痛感しました。とにかく腰を痛めないことは、僕にとって重要な課題です。

働き学びながら姿勢を整える

── 確かに現代人にとって椅子や座る姿勢は大切だと思います。今日はコクヨのワーキングチェアー「ingLIFE」にお座りいただいています。バランスボールのように座面がゆっくり揺れ、体幹を自然に整えながら、心地よい姿勢をサポートしてくれるのが特長です。座り心地はいかがですか?

「ingLIFE」に座りながら取材に応える佐々木さん
「ingLIFE」に座りながら取材に応える佐々木さん
Photo Yuko Kawashima

人間がもともと持っているバランス感覚で体をよくしようという発想は、コロンブスの卵的というか。自ら姿勢を整えられるのは、とてもいいですね。

僕自身、体のバランスでは昔から苦労していて。バランスボードに乗ってみたこともありましたが、仕事ができず習慣化しませんでした。

「ingLIFE」はバリエーションも豊富。「ミニマリズム的なシンプルデザインもいいですね」(佐々木さん)
「ingLIFE」はバリエーションも豊富。「ミニマリズム的なシンプルデザインもいいですね」(佐々木さん)
Yuko Kawashima

でも、仕事中は変な姿勢でいるのに、「体が痛いから」と休日にマッサージに行くのは、時間やお金がもったいないというか。日常生活の姿勢をきちんと保って、バランスのいい体を維持することのほうが大事なんじゃないのかな、と思っています。

仕事や生活の中で体にも気をつかえるのは、ワークライフインテグレーションの時代にもマッチしていますよね。

***

仕事と生活が“統合”していく時代。コクヨの「ingLIFE」は、“仕事と生活を楽しむワーキングチェアー”です。

発想の原点は、座禅などの“日本的な姿勢”。
メカをたくさん付けて調整するのではなく、座面が揺れるというシンプルな構造にこだわりました。

バランスボールのような感覚で座面が360°自由に動き、上半身の負荷を解放。
前傾姿勢でPCワークをするときも、背にもたれてアイデアを練るときも、自然に働きやすい姿勢に。骨盤の角度や背骨のS字カーブを快適なポジションにサポートできるよう設計されています。

優しい色合いと木の温もりを大切にしたデザインは、お部屋のインテリアにも調和。
リモートワーク、自宅学習、食事、家族の団らんまで。大人も子どもも、マルチに活用できるチェアーは、これからのスタンダードになっていくのではないでしょうか?(*)

優しい色合いと木の温もりを大切にしたデザインは、ダイニングにも調和する。色や肘掛け、キャスターなどはカスタマイズ可能
優しい色合いと木の温もりを大切にしたデザインは、ダイニングにも調和する。色や肘掛け、キャスターなどはカスタマイズ可能
Photo Yuko Kawashima

「ダイニングで快適にリモートワークや勉強をしたい」「子どもやパートナーとチェアーをシェアしたい」そんな人はぜひ、「ingLIFE」をチェックしてみてください。

*足が床に届かない子どもが使用するときは、保護者の方が近くで見守ってください

(撮影:川しまゆうこ)

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