PRESENTED BY 第一三共ヘルスケア

「生理・頭痛休暇の利用経験者はたった3.4%」高山都さんと考える頭痛・生理痛との付き合い方、周囲のサポート方法

約40%の女性が生理休暇制度などのサポートは進んでいると答えた一方で、利用したことがある人は3.4%にとどまる。

多くの女性が悩む頭痛や生理痛。その痛みとどう付き合っていくのか、また周囲の人々はどう対応することができるのか。

女性の心と体に寄り添うイベントに積極的に携わるモデルで俳優の高山都さんと、頭痛や生理痛の対処薬としておなじみのロキソニンS内服薬シリーズの研究開発に携わった第一三共ヘルスケア・吉田寛恵さんと考えました。

#PROFILE
高山都たかやま・みやこ
1982年生まれ。モデル、俳優、ラジオパーソナリティーなど幅広く活動。趣味は料理とマラソン。「#みやれゴハン」として料理やうつわなどを紹介するインスタグラムが人気。趣味のマラソンでは、横浜マラソン2016を3時間41分で完走の記録を持っている。著書『高山都の美食姿』(双葉社)シリーズ1〜4も好評発売中。

「頭痛は、子どもの頃から付き合ってきた悩み」

━━ 高山さんはどのような痛み、悩みをお持ちですか?また、「無理をしてしまうタイプ」と伺いましたが、仕事をするなかで、頭痛やPMS(月経前症候群)とどう向き合ってこられたのでしょうか?

高山:子どもの頃から頭痛持ちで、興奮したり、嫌なことがあったりすると、すぐに頭が痛くなって寝込んじゃうタイプだったんですよ。頭痛は、子どもの頃から付き合ってこなければならなかった悩みです。頑張らなければいけない時、楽しい時に、気圧の変化や寒暖差で急に頭が痛くなると憂鬱(ゆううつ)になってしまいます。そんな時、鎮痛薬は私にとってはお薬というより、困った時に助けてくれるお守りみたいな存在です。飲めば痛みが和らぎ、お仕事を楽しむことができるようになるので、そうやって痛みと付き合ってきています。

━━ 生理前に気分がピリピリするといったことはありますか?

ありますね。生理前は、頭痛やメンタルの浮き沈みが激しくなり、ストレスを抱え込む感じになって、歯を食いしばるとか、眉間(みけん)や首に力が入って、それが頭痛につながってるんだろうなという自覚はあります。それから、人格が変わるぐらい意地悪になっちゃたりするんですよ。私は大魔王と呼んでいて、「今月の大魔王が来たんだ」と思っています。一番嫌な言葉を使っちゃって自己嫌悪になっちゃう。「何やってるんだろ。はやく終わってほしい」という気持ちはあります。

高山都さん
高山都さん

━━ そんな気分がピリピリしている時、周囲の方やパートナーにはどう伝えていますか?

言える相手なら、「いま生理前ですごいつらい」と素直に言っちゃうのもひとつの手です。そのほうが楽な時もあって、「いま別人格が降りてきた。普段の私じゃないんだけど、これは生理前の症状でしょうがない。ほんとにごめん」とフォローを入れるようにしています。

━━ 「生理休暇」など制度も増えている印象ですが、やはり言いづらい環境もあるのでしょうか。

吉田:弊社の調査*でも、約40%の女性が生理・頭痛休暇制度などのサポートは進んでいると答えた一方で、利用したことがある方は3.4%にとどまっています。

高山:周囲が大袈裟にしないことも大事ですよね。みんなの前で「休みたいのか?大丈夫か?」とか言われると逆に言いにくい。こっそり伝えられる人がいるとか、周囲の目を気にしなくてもいいような環境があるといいなと思います。

━━ つらい状況にいる女性に気づいた時、周囲の人々はどうフォローしたらいいと思いますか?

高山:まずは、女性はどうしてもホルモンバランスが崩れてイライラしたり、痛みで思うように動けなかったりすることを理解してあげてほしいと思います。

あとは、つらい時も、何かをしてほしいわけじゃない場合もあるから、助けてあげようとして無理に普段やらないことをするのではなく、できるサポートはしつつ優しく見守ってあげる。それくらいの距離感の方が、女性も助けを求めやすいかもしれません。

━━ 高山さんはこれまで、女性の心と体に寄り添うイベントに携わってこられました。どのような声が寄せられていたか教えていただけますか?

高山:生理前に鬱っぽい症状になったり、パートナーや子どもに強くあたってしまったりとか。とにかくイライラして八つ当たりしてしまう、暴飲暴食をしてしまう、仕事がつらくても生理痛がつらくて休みたいなんて言えないとかです。イベントに来てくださる方やフォロワーの方は、すごく向上心があって、まじめで、前向きな方が多いんですけど、だからこそそういう自分に対して落ち込んだりする方が多いです。

高山都さん(左)とロキソニンS内服薬シリーズの研究開発に携わった吉田寛恵さん
高山都さん(左)とロキソニンS内服薬シリーズの研究開発に携わった吉田寛恵さん

30代女性の60%以上が「頭痛持ち」

━━ 高山さんのように、頭痛や生理痛に悩む女性は、どのぐらいいるのでしょうか? また、どういった悩み、痛みが多いのでしょうか?

吉田:弊社で調査*した結果から、頭痛持ちの方は約2人に1人いらっしゃることがわかっています。特に30代女性だと、60%以上の方が「頭痛持ち」と自覚されていることもわかっています。生理痛についても、2人に1人以上の女性が症状を自覚されていて、症状が「非常にひどい」「ややひどい」と感じられている方は57%と、かなり高い割合となっています。

━━ どんな悩みを持つ人が、頭痛になりやすいのでしょうか?

吉田:「肩こり」や「首こり」といった悩みがある人は、「頭痛持ち」が多いということが調査結果* でわかっています。また、人間関係や将来への不安など、ストレスを抱える人にも多く、頭痛の要因も多様化していると言えそうです。

*実施時期:2021年6月 調査対象:過去1年間に頭痛を経験した20~50代の男性412名、過去1年間に頭痛かつ生理痛を経験した20~50代女性412名

痛みのメカニズムは?向き合い方は?

━━そもそも、痛みはどうして起きるのでしょうか? メカニズムを教えてください。

吉田:体内で痛みの原因物質が作られてしまうことで、痛みを感じるようになります。例えば「緊張型頭痛」では、ストレスで眉間にしわを寄せて肩に力が入るなど、頭周りが緊張状態になることにより、痛みの原因物質が作り出されてしまいます。痛みを感じるとストレスになり、さらにそのストレスによって緊張状態につながり、肩や首のこり、頭痛を感じるという負の循環に陥りやすくなります。

━━ 痛みへの対処として、鎮痛薬を活用する際のポイントはありますか?

吉田:私はロキソニンS内服薬シリーズの研究開発に携わっているのですが、ロキソニンには体内で痛みの原因物質が作られるのを抑える作用があります。ただし、既に作られてしまった痛みの原因物質を直接取り除く、というわけではないので、痛みを感じたら、出来るだけはやく飲むことが痛みを抑えるコツになります。

先ほど、高山さんに「お守り的な存在」とおっしゃっていただきましたが、痛みが重くなりすぎる前に、「薬に頼っていいんだよ」ということを知ってもらえたらと思います。

第一三共ヘルスケアの吉田寛恵さん
第一三共ヘルスケアの吉田寛恵さん

ニーズに応えるため、50回以上も試作

━━ロキソニンS内服薬シリーズの研究開発への思いを教えてください。

吉田:痛みがあると、仕事がしづらくなったり、私生活に支障を来したりするのを自分自身も悩むことがあります。同じような悩みを持つ方に、ロキソニンS内服薬シリーズを通して、快適な暮らしにつながるようにサポートできれば、と思って日々、研究開発に取り組んでいます。

━━ ロキソニンS内服薬シリーズを開発するうえで、どのような課題がありましたか? 創意工夫や開発秘話を教えてください。

吉田:シリーズ最新の「ロキソニンSクイック」では、錠剤が体内ですばやく崩れる工夫をしています。錠剤が速く崩れるように工夫すること自体がすごく難しく、中身を色々変え、粉まみれになりながら作業を繰り返し、50回以上も試作しました。

━━ ユーザーからの声をどのように研究開発に生かされているのでしょうか?

吉田:鎮痛薬を使われている方々の声は定期的に調査をして、どういうニーズがあるのかを聞き取っています。そして、痛みによく効くこと、速く効くこと、胃に優しいことが求められているのがわかりました。効きめといったニーズにはシリーズ内で最も有効成分数の多い「ロキソニンSプレミアム」で、胃に優しいといったニーズには「ロキソニンSプラス」でお応えしています。今回、速く効くというニーズが高まっていることがわかりましたので、「ロキソニンSクイック」を開発しました。

高山:速く効く、というのは、めっちゃうれしいです。とにかく飲む時って痛いし、速く痛みを抑えたいから、速く効くってわかっているだけで、安心感につながります。出先とかで、いま痛むと困る時とかに、お財布とかバッグにしのばせておくだけでも、「これがあるから大丈夫」ってなりますよね。

吉田:少しでも速く痛みの悩みを和らげたいという研究開発の思いが、「ロキソニンSクイック」にはつまっています。

高山:うれしいです。

痛みを我慢する女性へ、そしてサポートをする周囲の方々へメッセージ

━━ 痛みを我慢してしまう女性、そんな女性をサポートしたい方も多いと思います。おふたりからそれぞれメッセージをお願いします。

吉田:我慢してしまう方は、ずっと我慢しがちだと思うんですけど、薬の正しい飲み方やタイミングを知って、使いこなしていただければ、よりよい生活につながると思います。

高山:「我慢」は私世代は必要だったことなので、我慢するという軸はあります。これから長く生きることを考えると、次の軸として、我慢しないことが軽やかに生きること、自分や周りが気持ちよく生きるための選択のひとつになるのかなと思います。

周囲の人たちは、男性と女性の痛みが違うこと、女性の間でもそれぞれ痛みは違うことを理解することが大事かなと思います。そうすることで、きっと接し方も変わってくるはず。

0.1秒でも速く。つらい頭痛や生理痛で悩むすべての方に届けたい

ロキソニンSシリーズは、内服薬だけでなく、外用薬にもすそ野を広げ「痛みケアのリーディングブランド」へと成長を続けています。そんなシリーズの集大成として、「頭痛・生理痛に0.1秒でも速く」をコンセプトに2021年8月にデビューした「ロキソニンSクイック」の特長は、服用後、 錠剤がすばやく崩壊する独自技術「クイックブレイク®製法」です。

発売から10年たってもなお、進化を続けるロキソニンS内服薬シリーズにぜひご注目ください。

ロキソニンS内服薬シリーズ研究開発インタビューページはこちら

※「ロキソニンSクイック」は、薬剤師からの説明を受け、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。アレルギー体質の方は、必ずご相談ください。
※「ロキソニン」は第一三共株式会社の登録商標です。
※今回の企画は、新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じた上で取材・撮影を行いました。

聞き手・文:&編集部
写真:相馬ミナ
ヘアメイク:鈴木智香(A.K.A management)
スタイリスト:河野素子

(朝日新聞デジタル&w にて2021年12月24日掲載「高山都さんと専門家が考える頭痛・生理痛との付き合い方 「丁寧な生き方」のヒント」をハフポストで一部編集の上、転載。)

注目記事