北方領土返還に関して「戦争」に言及し、日本維新の会から除名された丸山穂高衆院議員が「NHKから国民を守る党」(N国)に入党することを決めた。
朝日新聞などによると、7月29日、丸山議員とN国の立花孝志代表が国会内で会談した。
TBS系の番組「ゴゴスマ」によると、丸山議員は会談後に、「入党して、一緒に共闘をしていくという事に相成りました。私自身、無所属になりまして一人ではなかなかできる事も限られておりますので、NHKをぶっ壊すんだと、NHKのスクランブル放送をなんとか実現するんだと、この一点において共闘する」と話したという。
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丸山氏は同日、自身のTwitterで「N国への入党要請に応じる意向」を表明していた。
■日本維新の会から除名された理由は
丸山議員は5月にビザなし訪問団の一員として国後島を訪問中、酒に酔った状態で、国後島出身の訪問団団長に対し、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」などと質問。
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団長がなんども戦争を否定しても、「戦争しないとどうしようもなくないですか」などと問いかけを繰り返した。
同月、日本維新の会から除名処分を受けていた。
■NHKから国民を守る党とは
NHKから国民を守る党(N国)はNHKを批判し、受信料を払った人だけがNHKを視聴できるようにするスクランブル放送の実現を訴えている。
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7月の参院選で比例区で1議席を確保し、代表で元NHK職員の立花氏が初当選を果たした。