女子テニス・世界ランキング1位の大坂なおみ選手が、13歳の頃のコーチから訴えられたと複数の海外メディアが報じた。元コーチは、大坂選手の父親と「賞金の20%を永久に受け取る契約を結んだ」と主張しているという。
TMZによると、訴訟を起こしたのは2011年から2012年まで大坂なおみ選手と姉・まり選手のコーチを務めたクリストフ・ジーン氏。
Advertisement
ジーン氏は、大坂選手の父親が当時のコーチ料を支払うことができなかったため、姉妹の獲得賞金の20%を「永久に受け取る」契約を結んだと主張しているという。
サン・センチネル紙によると、ジーン氏は「やりたくなかったことですが、以前マックス(大坂選手の父)と話した時に、弁護士を立てるように言われました。だから弁護士に依頼したのです」と話しているという。
大坂選手の弁護士、アレックス・スピロ氏はこの訴えに対し、「なおみが見たことも署名したこともない、馬鹿馬鹿しい『契約』だ。14歳で自分自身の一部を譲るなんて、とんでもないことだ」とコメントしている。
Advertisement