「PayPay」が牛角やかっぱ寿司などで利用可能に 2019年3月から

決済方法は、会計時にユーザーがPayPayのコード表示画面を店舗スタッフに見せてレジのスキャナーで読み取るという流れだ。

国内でレストランや居酒屋、回転寿司などのチェーン展開を手がけるコロワイドは、3月1日よりグループ国内全店舗にてQRコード決済サービス「PayPay」の導入を開始したことを発表した。

TechCrunch日本版

同社は国内のキャッシュレス化や訪日外国人の顧客への対応を図るため、グループの50ブランド2485店舗に順次導入し、支払い時の利便性向上を狙う。現時点で内容は未定だが、一部のブランドではPayPayの支払いによりお得な特典が付くキャンペーンも実施される。もちろん、最大で20%の還元(上限1000円)や10回に1回の確率で当たる「やたら当たるくじ」(上限1000円)などPayPayが5月末まで実施中の「第2弾100億円キャンペーン」の対象店舗となる。

具体的な導入スケジュールは、3月1日からフレッシュネスバーガー、3月4日から「いろはにほへと」「北海道」「甘太郎」「やきとりセンター」「牛角」「しゃぶしゃぶ温野菜」をはじめとするレストラン・居酒屋業態、3月6日からかっぱ寿司でPayPayが利用可能になる。決済方法はコンビニなどと同様で、会計時にユーザーがPayPayのコード表示画面を店舗スタッフに見せてレジのスキャナーで読み取るという流れだ。

先日、Origami(Origami Pay)が「白木屋」「魚民」「笑笑」「山内農場」などの飲食業態を手がけるモンテローザ35ブランド約1650店舗への導入を発表したばかり。「和民」や「ミライザカ」などの飲食業態を手がけるワタミは、すでにLINE PayとOrigami Payが使える。20%還元や半額などのキャンペーンだけでなく、対応店舗数の拡大についても競争が激化してきた。

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