PRESENTED BY さわかみ投信

“投資”と“投機”の違い、知っていますか? 「投資で社会づくり」に、さわかみ投信がこだわる理由

さわかみ投信が目指す、社会づくりとしての“長期投資”とは? “投資”と“投機”の違いや、独自の投資哲学、約12万人の顧客への思いを聞いた。

金融教育の開始やNISAの拡充など、「投資」への関心が高まる昨今。「投資で社会づくりを」と唱えるのが、日本初の独立系直販投信である「さわかみ投信」だ。現在、顧客数約12万人。20年以上にわたり数多の金融危機を乗り越えてきたさわかみ投信が、「“投機”ではなく“投資”を通じた社会づくりを目指す」理由とは? 代表取締役社長の澤上龍さんに聞いた。

澤上 龍(さわかみ・りょう)さん:さわかみ投信代表取締役社長。2000年さわかみ投信に入社。アナリスト、ファンドマネージャーを経て、2013年より代表取締役社長に就任。小説『儲けない勇気 さわかみ投信の軌跡(幻冬舎)』を2019年に出版
澤上 龍(さわかみ・りょう)さん:さわかみ投信代表取締役社長。2000年さわかみ投信に入社。アナリスト、ファンドマネージャーを経て、2013年より代表取締役社長に就任。小説『儲けない勇気 さわかみ投信の軌跡(幻冬舎)』を2019年に出版
KAORI NISHIDA

さわかみ投信が長期投資にこだわるワケ

━━ さわかみ投信は設立以来、“投機”ではなく“投資”の重要性を訴えています。その違いを教えてください。

“投資”は、自己投資、システム投資など、未来に対して「こうありたい」という願いが込められているものです。一方、“投機”は「株が上がるなら買う、下がるなら売る」といったように、単純に変動に乗ること。思想はなく、ギャンブル性の高いものです。日本では、この“投資”と“投機”が混同されてきました。さわかみ投信が扱うのは、投資の中でも「長期投資」だけです。

━━ さわかみ投信が「長期投資」にこだわる理由はなんですか?

「投資は、自分たちの“願い”をお金に乗せること」と語る、澤上社長
「投資は、自分たちの“願い”をお金に乗せること」と語る、澤上社長
KAORI NISHIDA

第一の理由は、長期投資が「最も合理的なパフォーマンスの出し方である」と考えているからです。豊かな社会をつくりあげるためのサービスや製品を提供する企業は、人々の期待に応え続けることで成長し、株価も伸びる傾向があります。そういった企業を応援することで、投資リターンという経済的な利益も得る。これが本来の投資であり、投資の王道たる長期投資であると私たちは考えています。

株価の上げ下げを予測する投機は再現性が低い一方、長期投資は不変的かつ再現性が高いという点で、最も合理的なパフォーマンスの出し方ではないでしょうか。

加えて、大切なのは、長期投資で「投資先の成長を育み、寄り添うこと」です。未来のためになると見定めた企業と「面白い世の中を一緒につくる」。これが、私たちの哲学です。

投資先企業には「穴」がある方がいい

━━ 企業の長期的な価値や成長を予測するのは容易ではないと思います。さわかみ投信では、どのように投資先を選定していますか?

まず、「重要な社会課題を解決していく会社はどこか」と探していきます。例えば、誰にとっても身近な「食」。安心安全でおいしい食を、今後の地球環境でどう提供していくか? と考えていけば、ヒントが見えてきます。

投資先の候補が見つかったら、仮説を持って企業にヒアリングします。歴史、財力、人材といった視点で突き詰めていくと、ピースが埋まっていない箇所が見えてくるんです。

KAORI NISHIDA

実は、ピースは埋まっていないほうがいい。穴があるということは、これから埋めるチャンスがあるということ。例えば従業員の高齢化が進んでいる企業の場合、若手を積極的に採用して次世代につないだ瞬間に、大きく飛躍することも期待されるのです。

ESG投資は「当たり前のこと」

━━ ESG投資など、投資でも社会的責任が重視される時代です。この変化をどう捉えていますか?

「当たり前のこと」と思います。さわかみ投信は、ESG投資やインパクト投資の重要性を訴え続けてきました。これまでの無機質な“投機”から、未来のための“投資”への逆転。それが起これば、「腹落ちもするし、結果にもつながる」と実感してもらえるはずです。

KAORI NISHIDA

お金の不安を解消して、面白く生きる手伝いを

━━ 投資を通じて社会づくりを目指すということですね。顧客への思いや関係性についても教えてください。

「ファンド仲間」と呼んでいるお客さまに対しても、面白く生きるお手伝いをしたいです。多くの人にとって、人生の大きな不安はお金。資産形成によってお金の支配から脱すれば、もっと自分の望む仕事にも挑戦しやすいし、大事な時間も確保できるはずです。

2022年の全国キャラバンには、延べ約1400人のファンド仲間が足を運んだ
2022年の全国キャラバンには、延べ約1400人のファンド仲間が足を運んだ
Huffpost Japan

2022年後半に開催した全国キャラバンでは、「未来にワクワクできなきゃ意味がない」とファンド仲間に強く投げかけました。「改めて、いい考え方だと思った」というコメントを多数いただき、手応えを感じています。

企業と株主がビジョンを共有する意味

━━ 投資先企業とファンド仲間が、どんな関係になることを目指していますか。

企業とファンド仲間がビジョンを共有することを重視しています。象徴的なのが、ファンド仲間向けの「企業訪問ツアー」。例えば製造業なら、単に工場を見るだけではなく、そこで働く人々の思いも知ってもらうのです。

過去には、ツアー参加者の息子さんが、その企業に入社した、なんて嬉しい報告も。入社後、あまりにその企業をよく理解しているので、「この子は何者?」と社内で話題になったそうです(笑)。

通常の投資家は、ほとんど株価しか見ないですよね。子どもが赤点をとったら「うちの子じゃない」みたいな関係が、今の資本市場。非常に不健全です。でも、株主と企業が一致団結すれば、経営に力が入り、パフォーマンスも上がるはずです。

同じ船に乗る仲間に寄り添い続けたい

━━ さわかみ投信の今後の展望を教えてください。

ファンド仲間を100万人にすること。100万人=国民の約1%が生き生きとしていたら、日本の雰囲気も変わりますよね。資産形成をお手伝いしながら、自信を持って自立して生きる人たちが集う場にしたいです。そのためにも、しっかりといい企業の株を買って、成長するまで待つ、というシンプルな長期投資を貫いていきます。

━━ これから投資したい人へメッセージを。

KAORI NISHIDA

考えすぎずに、まずはやってみてほしいです。やってみて、「自分は時間やお金を、投資よりも仕事につぎ込みたい」と思ったらそれもいいでしょう。逆に、「ここなら投資し続けたい」と思える企業やファンドを見つけられるなら最高ですよね。

さわかみ投信とお客さまは、同じ船に乗る仲間です。同じ船で目的地に向かう仲間に私たちは寄り添い続けます。そんな私たちを「いいな」と思う方が、仲間になってくれると嬉しいです。

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さわかみ投信
さわかみ投信は、過去22年間、金融危機を乗り越え成長し続ける「日本で最も歴史ある独立系直販投信」である。
1999年に銀行や証券会社などのグループに属さない日本初の独立系運用会社として、富裕層ではなく一般生活者のための投資信託「さわかみファンド」をスタートした。現在は11万人超のファンド仲間(お客様)から、約3000億円の運用資産を預かっている。国内外の「応援したい企業」に投資し、「投資先企業」「ファンド仲間」「運用会社」の三人四脚による長期投資で世の中をおもしろくしていくことをミッションとしている。

【留意事項】さわかみファンドは値動きのある有価証券等に投資します。そのため、組入れた有価証券等の価格、外国為替相場等の変動により、当ファンドの基準価額は影響を受けます。これらにより生じた利益および損失は、すべて受益者の皆様に帰属することとなります。また、元本および利息の保証はなく預金保険の対象ではありません。したがって、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。その損失に耐えうる以上に当ファンドに対して投資することはご遠慮ください。投資信託は預貯金とは異なります。■当ファンドへの投資に際しては、所定の手数料等が必要になります。【購入時手数料・信託財産留保額】ありません。【信託報酬】当ファンドの純資産総額に対して、1.10%(税込・年率)です。【その他費用・手数料】組入れ有価証券等の売買委託手数料、その消費税等相当額等を信託財産中から支弁します。※運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。■投資にあたっては、必ず「投資信託説明書(交付目論見書)」をよくご覧いただきご自身でご判断ください。お問い合わせはさわかみ投信株式会社まで。商号:さわかみ投信株式会社(Sawakami Asset Management Inc.)金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第328号確定拠出年金運営管理機関 登録番号763加入協会:一般社団法人 投資信託協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会

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