「漫画村」の元運営者、フィリピン入管が拘束 日本大使館の要請で

フィリピンの現地紙が報じました。

人気漫画を無料で読める海賊版サイト『漫画村』の元運営者がフィリピンで拘束されたと、フィリピンのメディアが7月9日に報じた。

ABS-CBN Newsによると、拘束されたのは星野ロミ容疑者(28)。著作権法違反の容疑で日本当局から指名手配を受けており、フィリピンの入国管理局が8日に拘束したという。 

Bureau of Immigration says it has arrested on Sunday a Japanese-German-Israeli fugitive wanted by Japanese authorities for infringement of copyright law. Romi Hoshino, 28, was reportedly the manager of “Manga-Mura”, an illegal viewing website of Japanese cartoons. | @mikenavallo

— ABS-CBN News (@ABSCBNNews) July 9, 2019

地元紙Manila Bulletinによると、漫画村は、2016年1月から2018年4月まで運営。日本の著作権協会の試算では、漫画村による著作権侵害の損害額は3200億円に上り、日本で過去最大規模という。

入管の担当者が、マニラにある日本大使館の要請を受けて拘束したと話していると、Manila Bulletinが伝えている。 入管の幹部は「彼の存在は我が国にとって公共の安全と警備リスクとなる」と説明している。

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