従業員のストライキで営業休止状態になっていた、東北自動車道上り線の佐野サービスエリアで8月16日、営業が一部再開された。
NEXCO東日本やネクセリア東日本が公式サイトで発表した。
佐野サービスエリアは、運営会社「ケイセイ・フーズ」の従業員が14日に出勤せず、2日間にわたってレストランや売店、フードコートが利用できなくなっていた。
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ネクセリア東日本によると、このうち売店とフードコートの一部が、16日午前から営業を再開した。
売店は午前7時に再開し、通常どおり24時間営業となる。フードコートは、人気の高い佐野ラーメン2種類だけにメニューを限定し、午前11時から午後11時までの時短で営業する。
ネクセリア東日本の担当者は、レストランやフードコートの全面再開や、17日以降の営業について「詳細を確認中」と話している。
ガソリンスタンドやトイレなど、その他の施設は通常どおり利用できる。
下り線の佐野サービスエリアは別の会社が運営しているため、通常通り営業している。上りと下りを徒歩で行き来できるため、ネクセリア東日本は、他の休憩施設や下りのサービスエリアを利用するよう呼びかけている。
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ストライキの背景は...
ストライキの背景には、ケイセイ・フーズの経営陣と従業員との間でトラブルがあったとみられている。
サービスエリア内には14日、「従業員一同のメッセージ」とする張り紙がされ、会社の経営方針への不満や、解雇された人の復職と経営陣の退陣などを要求する文言が書かれていた。
ネクセリア東日本は、ハフポスト日本版に「経営側の従業員との間のトラブルがあり、ストライキの原因になっている」と説明していた。