安室奈美恵さんの引退から1年…今なお愛される曲は?【ランキング】

結婚式の定番やオリパラに採用されたあの曲が、ランキング入りしました。

安室奈美恵さん
安室奈美恵さん
VCG via Getty Images

引退から1年…今なお愛される安室奈美恵ソングランキング

昨年9月に芸能界を引退した安室奈美恵。デビュー25周年の節目に、自分の決断で身を退くことを発表し、ラストコンサートまでファンと共に悔いなく走り切った姿に多くの人が “引き際の美学”を感じ、大きな感動を生んだ。あれから1年、今もファンの熱気は収まることはない。デビューの日でもあり、引退の日でもある9月16日には、昨年に引き続き、地元・沖縄の宜野湾トロピカルビーチ特設会場で、安室の楽曲に合わせた音と光の花火ショーが開催され、今年もHuluでリアルタイム配信されるほか、AbemaTVでも特別番組の放送が決まっており、再び注目を集めている。

そこで、エンタメランキングコンテンツ「ランキュイーン!」では、「一番好きな安室奈美恵ソング」(オリコン・モニターリサーチ調査)を緊急調査。TOP5をリスナーのコメントと共に発表する。

■愛と戸惑いと決意を歌った結婚式の定番

1位は「CAN YOU CELEBRATE?」(97年)。200万枚を超える大ヒットとなり、今や結婚式の定番となっている楽曲だ。「結婚式で友達がピアノを弾いてくれた曲」(40代女性/神奈川県)、「後輩の結婚式で演奏した曲」(40代男性/神奈川県)など、安室と同年代はもちろんのこと、「友達の結婚式で聴いて感動した」(20代女性/群馬県)、「結婚式の入場のときに使った曲」(20代女性/愛知県)、「友達の結婚式の披露宴で歌った曲」(50代女性/千葉県)と、同曲が世代を超えて自身や友人の思い出と共に大事な1曲になっている様子がコメントから伝わってくる。

■呼び覚まされる、リオオリンピック・パラリンピックの感動

2位は「Hero」(16年)。NHKのリオデジャネイロでのオリンピック・パラリンピック放送テーマソングとなったこともあり、「リオオリンピックの陸上男子リレー銀メダルが思い出される。オリンピックといえば、この曲と言える」(30代男性/青森県)、「オリンピックの名場面とともに感情が高ぶる」(30代女性/埼玉県)、「オリンピックの応援歌としていつまでも耳に残っている」(50代女性/和歌山県)と、オリンピックの思い出と共に、同曲を想起する人が多いようだ。また、「引退前の紅白歌合戦での歌唱は永久保存版」(30代女性/東京)と、引退前のNHK『紅白歌合戦』出演時のインパクトを、選曲理由に挙げた人も多かった。
因みに全体の1位は「CAN YOU CELEBRATE?」であったが、10代・20代に絞ると「Hero」の票が最も多く、「最後の体育祭でこの曲に合わせて高3全員で集団演技をやって思い出に残っている」(10代女性/東京都)など、10代は体育祭での思い出と共に同曲を想起するというコメントが散見された。

■当時の同世代の共感と評価を呼んだ、ティーンエイジャーの心情

3位は「SWEET 19 BLUES」(96年)、4位は「Don’t wanna cry」とブラックミュージックのテイストが強いナンバーが並んだ。揺れ動くティーンエイジャーの心情を歌った前者は、「中学生の頃、19歳ってこんな感じなのかぁ、と思いながら毎日のように聴いていた」(30代女性/東京都)、「色々なことに悩んでいた10代の終わりにこの曲を聴いて励まされた」(40代女性/茨城県)、「高校時代に聴いていた曲で、当時の自分を思い出す思い出深い楽曲」(40代男性/北海道)と、10代の頃の自分の心境を綴ったコメントが多かった。後者は、「当時R&B調のメロディが新鮮で、今聴いてもかっこいい。やっぱり安室ちゃんと小室哲哉のタッグは最強だったと再認識させられる名曲」(30代女性/千葉県)、「圧倒的な歌唱力。安室奈美恵という歌姫の真骨頂と言える曲」(30代男性/滋賀県)など、楽曲を評価するコメントが多いのが特徴的だった。

■今なお多くの人を魅了する疾走感とパワフルな歌詞

5位は「Chase the Chance」(95年)。ソロ名義になって、キャリア初のシングルランキング1位を獲得した楽曲である。「安室奈美恵を知るきっかけになった印象に残る曲」(30代男性/千葉県)、「チャンスを追いかける内容が、大学受験浪人中だった自分のいい刺激になった」(40代男性/愛媛県)、「パワーがみなぎる曲」(40代女性/東京都)と、スピード感があって、挑戦をすることの大切さを歌う前向きな歌詞に共感するコメントが多く見受けられた。

<調査概要>
調査対象者:会員10代~60代の男女
サンプル数:1854サンプル
調査期間:2019年8月26日(月)~8月30日(金)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

注目記事