9月2日、お笑い芸人のなだぎ武(たけし)さんと俳優の渡邊安理(わたなべ あんり)さんが結婚したことをそれぞれのTwitterで発表した。
なだぎさんは直筆のコメントで舞台での共演がきっかけと明かし、「共に時間を積み重ね、その財産がお互いの成長に繋がればと思っております」。渡邊さんはツーショットのイラストを公開するとともに、なだぎさんのことを「日々の見過ごしてしまいそうなことも、笑いに変えてくれる大切な存在」と表現した。
オリコンによると、2人は2018年の舞台『“あかりけした”presents「手をつなぐには近すぎる」』などで共演しているという。2人のTwitterには多くの祝福の声が寄せられている。
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■渡邊安理さんはどんな人?
所属事務所の公式サイトによると、渡邊さんは千葉県出身。関東国際高等学校演劇科などを経て、2004年に演劇集団キャラメルボックスに入団した。
キャラメルボックスは、早稲田大学の演劇サークル出身で脚本・演出家の成井豊さんが中心となって1985年に創設された劇団。過去には俳優の上川隆也さんも所属していた。
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ファンタジーを得意として幅広い世代に人気を博し、1997年には1公演の観客動員数が3万人を突破。2015年には筒井康隆さん原作の『時をかける少女』も舞台化している。キャラメルボックスは2019年5月に活動を休止。東京商工リサーチによると、運営していたネビュラプロジェクトは6月に東京地裁から破産開始決定を受けている。観客動員数が伸び悩んでいたという。
渡邊さんは入団後、主役を含め数多くの作品に出演。一方で他劇団の作品にも積極的に出演していた。現在は、東京・サンシャイン劇場で上演中の辻村深月さん原作の舞台『かがみの孤城』に出演している。
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