候補者による攻撃的なコメントも連日報道されているアメリカ大統領選。一方で同じく11月に行われるユタ州知事選の対立候補2人が揃って広告動画に出演し、「お互いの人格をけなさなくても議論ができる」などと発信し注目を集めている。
動画に出演したのは、共和党の候補スペンサー・コックス氏と民主党の候補クリストファー・ピーターソン氏。10月20日、それぞれの公式Twitterで動画を公開した。
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コックス氏が公開した動画では、距離をとって立った2人が自己紹介。それぞれが「みなさんは私に投票すべきだ」と言いつつも「私たちはお互いの人格をけなさなくても議論ができる」「憎み合わなくても、意見を戦わせることができる」と、冷静な議論を呼び掛けた。
最後に動画には「#Stand United(団結しよう)」という文字が表示され、二人は「私たちはこのメッセージに賛成します」と声を揃えている。
コックス氏は動画とともに「国の政治的な対話が衰退する中、ピーターソンと私は何か違うことをやってみようと決めた」「ユタ州を全国の手本にしよう」と投稿。動画は300万回以上再生されている。
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