アートとカルチャー
2021年03月14日 12時36分 JST

津田健次郎さんを極貧状態から救った運命の役。それは『遊☆戯☆王』海馬瀬人だった。

「もう全く食えない状態でしたね。パン1個買うのもめちゃくちゃ悩むレベルといいますか、皿にローソクをくっつけて、それで台本を読んだり、一生懸命揺れる光で読んでましたね」

tsudaken.com
津田健次郎公式サイトより

津田健次郎、命救われた声優業 パン購入にも悩んだ極貧時代 運命の役は『遊☆戯☆王』海馬

 連続テレビ小説『エール』のナレーション、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人役などで知られる人気声優・津田健次郎(49)が、13日放送のTBS系『新・情報7days ニュースキャスター』(毎週土曜 後10:00)に出演し、これまでの役者人生を振り返り、極貧時代のエピソードを赤裸々に語った。

 この日の企画は、番組のナレーションを務めている津田が、その年に最も印象に残る声優や作品を表彰する『第十五回 声優アワード』で主演男優賞を受賞したこともあり、津田特集を展開。フリップに“人生グラフ”を書いてもらい、これまでの半生を振り返ることになった。

 19歳で芝居を始め、大学在学中に役者デビューした津田は、2000年放送のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』ホスト役として出演していた。当時について「なかなか認めてもらうことも難しく…底をはいつくばっているな…」とし、「(オーディション)一本一本が勝負ではありましたね。なかなか受からないですけどね」「もう全く食えない状態でしたね。パン1個買うのもめちゃくちゃ悩むレベルといいますか、皿にローソクをくっつけて、それで台本を読んだり、一生懸命揺れる光で読んでましたね」と厳しい生活を送っていたと説明。

 そんな極貧時代の中、25歳の時、人生の転機が起きたそうで「『津田くん、声の仕事のオーディションがきたんだけど興味ある?』って言われて、『No(ノー)』の選択肢がなかったので、『ぜひ、やらせてください』って」と声優業に向き合ったと告白。そして、29歳の時に出会った“運命の役”として「『遊☆戯☆王』という作品」と自身の代表作となった2000年放送の『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人の名前をあげた。

 その後、津田は翌2001年に『テニスの王子様』乾貞治役などを担当し、声優として地位を固めていき「(貧乏で)結構ギリやばいなって思ってたんで生きていくのが。なんとかこれで『生きていけるぜ』みたいな」と笑いながら苦悩時代を振り返り、人生に希望が持てた声優業との出会いに感謝した。