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2021年03月18日 13時41分 JST

橋本聖子会長「ショックを受けた」。佐々木宏氏の辞任に謝罪、容姿を侮辱する発言や企画「あってはならない」

橋本会長はIOCにも佐々木氏に関する報道が伝わっていたことを明かし、その後ジョン・コーツ調整委員長に電話で説明したと報告。

時事通信社
週刊誌報道を受け会見する東京五輪・パラリンピック大会組織委の橋本聖子会長

2020大会組織委員会の橋本聖子会長は3月18日、東京都内で記者会見し、大会の開閉会式の演出を統括するクリエーティブディレクターの佐々木宏氏の辞意を受け入れたと明らかにした。

佐々木氏はタレント・渡辺直美さんの容姿を侮辱するような企画を提案していたと文春オンラインが17日に報じていた

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東京五輪・パラリンピックの開閉会式について記者会見するクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(2020年12月)

橋本氏は会見で「(記事の)見出しを拝見し、ショックを受けておりました。容姿を侮辱するような発言や企画の提案は絶対にあってはならないと思います」と述べた上で、「大会組織委員会はジェンダー平等の重要施策を掲げている。こういった問題が起こってしまったことについて、大変申し訳なく思っている」と謝罪した。

橋本氏は17日、文春オンラインの報道を受け「事実確認するように」と事務方に指示。その上で、17日夜遅くに佐々木氏と直接電話で話をしたという。

その際、佐々木氏から「明日(18日)辞任したい」という旨を伝えられたと明かした。

また会見では、IOC(国際オリンピック委員会)にも佐々木氏に関する報道が伝わっていたことを明かし、その後ジョン・コーツ調整委員長と電話し、状況を説明をしたと報告。

橋本氏は「ただその時点では佐々木氏と話をする前だったので、『これから適切な対応をする』と伝えました」と明かした。

「佐々木氏の辞任を受け入れるのではなく、解任するという考えはなかったか」という記者からの質問に対しては、「様々な想いの中で熟慮を重ねて決断したことを受け入れさせて頂いた」と具体的な明言を避けた。

辞任した佐々木氏の後任については「未定」とした上で、「スムーズな形でこれまでと変わりなく、しっかりとした体制を整えていくことが重要」との考えを示した。

大会組織委員会前会長の森喜朗氏の女性蔑視発言が2月に問題となったばかりだったことを受け、後任のチームについて「以前からもお願いしていたようにジェンダー平等の観点から女性のバランスを考えていただきたい」とコメントした。