満月「ピンクムーン」が今夜出現へ。でもピンク色じゃないよ。一体、どうして?

4月27日は満月。東京の月の出は午後6時35分です。東の空を見上げてみては?
2020年にアイルランドで観測されたピンクムーン
2020年にアイルランドで観測されたピンクムーン
Brian Lawless/PA Images via Getty Images

4月27日は満月。東日本を中心に晴れるところが多く、満月を楽しめそうです。

4月の満月は「ピンクムーン」と呼ばれます。なぜでしょうか?由来を紹介します。

由来はこの時期に咲く花

「ピンクムーン」というと幻想的ですが、これは月の色ではなく、この時期に咲く花をもとに名付けられています。

ネイティブ・アメリカンなどは、季節を把握するために季節ごとに月に名前を付けていました。

NASAThe Old Farmer’s Almanacによると、北アメリカ東部に自生し、この時期にピンク色の花を咲かせるシバザクラにちなみ「ピンクムーン」という意味で呼ばれていたそうです。

シバザクラ
シバザクラ
AFP=時事

どこで見られる?

国立天文台によると、満月になるのは4月27日の昼12時32分。東京の月の出は午後6時35分です。

日没後、東の空で見ることができます。

ウェザーニュースによると、夜は東日本を中心に晴れるところが多く、満月を楽しめそう。ただ、西日本と北海道の一部では雲が多くなり、特に九州北部から中国地方の西側では雲が厚く、月を見るのは難しそうです。

季節が進み、夜も外に出やすい気温になってきました。今夜は空を見上げてみるのもいいかもしれません。

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