「鬼滅」アニメ制作会社が謝罪「ファンの皆様に心よりお詫び」脱税疑いでコメント

制作会社「ユーフォーテーブル」は、「国税当局の指導に従って修正申告を行い、全額納付いたしました」と説明している。

法人税などを脱税したとして、東京地検特捜部が、アニメ「鬼滅の刃」の制作会社「ユーフォーテーブル」(東京都)と、同社の近藤光社長を法人税法違反などで在宅起訴したと報じられた問題で、同社は7月9日、公式Twitterでお詫び文を公表した。

同社はツイートで、次のように投稿した。

「今般、弊社及び弊社代表が、法人税法等違反の疑いで起訴されました。ファンの皆様、関係者に心よりお詫び申し上げます。 国税当局の指導に従って修正申告を行い、全額納付いたしました。より良い制作環境の整備に向け、法令遵守、経営の適正化に努めて参ります。」

同社は公式サイトにも、『税務事件に関する一部報道について』と題し、ツイートと同様の内容の文書を掲載している。

朝日新聞デジタルによると、同社側は運営する飲食店の売り上げを少なく見せかけるなどして、約4億4600万円の所得を隠し、計約1億4千万円を脱税した疑いがもたれているという。

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