メジャー屈指の名門ニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキースタジアム。試合中のある場面、グラウンドで追いかけられていたのは白球ではなく、1匹の猫だった。
日本時間の8月3日に行われたヤンキースとボルティモア・オリオールズの試合で、途中に猫が外野に入ってしまい、試合が中断する一幕があった。
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突然の乱入にヤンキースの選手も笑い転げる
MLBの公式Twitterは猫がグラウンドに立ち入った際の動画を投稿。
猫が外野に入ったのは、試合終盤8回のヤンキースの攻撃の最中だった。動画を見ると、まず猫はセンターからレフト方向に向かって芝の上を駆け抜けていく。
レフトポール付近で4人のスタッフが猫を囲んで捕まえようとするが、猫は再びセンター方向に逃げてしまった。そのスピードにスタッフはついていけない。
外野スタンドの観客は猫に視線を送り、声をあげて盛り上がっている。
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このハプニングには、さすがの選手たちも笑顔になった。ヤンキースのベンチが映されると、数人の選手が猫に視線を送りながら楽しそうに笑っていた。
その後、猫はレフト線を伝うようにして逃げるように走ると、開かれた3塁側の扉から無事にグラウンドの外に出ていった。
NBCスポーツによると、このハプニングで試合は4分に渡り中断したという。
試合は、7-1でヤンキースがオリオールズに敗れた。ヤンキースはヒット3本で1得点と貧打が響いた負けだった。この日の試合を最も盛り上げたのは、1匹の猫だったかもしれない。
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