元SMAP森且行さん、両足の麻痺を告白。オートレース中の事故後、初のインタビューに応じる

大怪我を負ったオートレーサーの森且行さん。「何がなんでも、時間がかかろうが、復帰を目指して頑張りたいと思っています」と、復帰への意気込みを語りました。
森且行さん(2018年撮影)
森且行さん(2018年撮影)
Jun Tsuboike / HuffPost Japan

アイドルグループSMAPの元メンバーでオートレーサーの森且行さんが、9月28日に放送された情報番組「あさチャン!」にVTR出演し、今年1月の落車事故後、初のインタビューに応じた。事故の後遺症で両足に麻痺が残っていることを告白し、「時間がかかろうが、復帰を目指して頑張りたい」と決意を語った。

「死を覚悟した」事故当時を振り返る

森さんは2021年1月24日、福岡・飯塚オートレース場にて行われたレース中に落車。時速100km以上でフェンスに激突し、救急搬送された。

「あさチャン!」のインタビューで森さんは、事故当時の状況について、「死を覚悟した」と振り返った。

「死は覚悟しましたね。救急車来ても全く動けなかったです。久々に痛い思いしましたけど、あの痛みは生まれて初めてですね」

あまりの痛さに「ずっと泣いていた」といい、「正直、その時は絶対復帰は無理だろうなと思って。多分、よくて車椅子なんじゃないかなって覚悟はしていました」と、レーサーとしてのキャリア断念も覚悟したという。

事故で、肋骨・骨盤骨折、腰椎破裂骨折との診断を受けた。骨が静脈を貫いて動脈にぶつかっていたといい、数ミリずれていたら命も危ぶまれる状況だったという。手術は計4回、22時間にも及んだ。

両足に麻痺の後遺症 インタビューでは歩く姿見せる

手術は成功したが、腰椎の骨折で神経が傷つき、両足に麻痺が残ったという。また、事故のフラッシュバックにも悩まされたと告白した。

インタビューでは、「命の恩人」だという担当医とリモートで対面を果たし、涙を見せる場面もあった。杖を使わず自力で歩く姿もみせ、回復に向かっている様子も明らかにした。

「まだ時間はかかるかもしれないですけど、頑張って復帰することが恩返しだと思うので、ここは何がなんでも、時間がかかろうが、復帰を目指して頑張りたいと思っています」

「オートレースが好きだから」と、復帰への意気込みを語った森さん。

インタビュー最後には、自身のヘルメットを見せるシーンも。ヘルメットには、SMAPのメンバー5人をイメージした5色の石が、星形に埋め込まれていた。

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