発想が天才的すぎる。「マリトッツォで学ぶ英語」が、わかりやすくて最高だった

こんな風に、英語を学びたかった...。

イントッツォ、オントッツォ、アウトオブトッツォ...。

話題のスイーツ「マリトッツォ」を使って英語をわかりやすく解説するツイートが、反響を呼んでいます。

イタリア発祥のスイーツで、ブリオッシュ生地にたっぷりの生クリームを挟んだ「マリトッツォ」。かわいらしい見た目もあいまって、全国で大ブームとなっています。

ツイートは、マリトッツォのイラストを使って英語の前置詞を解説するという内容です。

クリームが中に入っていたら「イントッツォ」、上にのっていたら「オントッツォ」、近くに置かれていたら「ニアトッツォ」などなど...。使い分けが難しい前置詞を、マリトッツォにたとえてわかりやすく伝えています。

「マリトッツォのはずだ、マリトッツォかもしれない」... 助動詞も学べる

「マリトッツォで学ぶ英語」はシリーズになっていて、助動詞や副詞を解説するイラストも話題になりました。

「可能性・推量を表す助動詞」では、クリームの量で「would」や「should」、「may」などの助動詞を表現。

どんどんクリームの量が減っていき、最終的にはハンバーガーになるという“オチ”には、「わかりやすいし面白い」などのコメントが寄せられました。

ツイートを投稿したのは、こあたんさん(@KoalaEnglish180)。オーストラリアに駐在する会社員で、普段から英語を楽しく学べるイラストをSNSに毎日配信しています。

こあたんさんに、今回のツイートについて話を聞きました。

こあたんさんによると、「トレンドに乗れば多くの人に届けられる」と考えて一連のシリーズを投稿したそうです。以前も同じコンセプトでイラストを制作したことがあり、その作品をマリトッツォに差し替えただけのため、比較的簡単に制作できたといいます。

前置詞の投稿は約5万回リツイートされ、12万件以上の「いいね」がつきました。こあたんさんは、「これまでも前置詞のイメージの作品は色々な形で何度も出していますが、そのたびに多くの反響があり、やはり伝え方が大事なのだと感じました」と話します。

わかりやすく、そして楽しく英語を伝えるこあたんさんの発信には、日々たくさんの注目が集まります。2020年には初となる著書も出版「元々英語が苦手だった私だからこそ、英語を勉強中のみなさんの気持ちに寄り添えると思っています」とコメントしました。

注目記事