まふまふとは?紅白初出場が決定。高低差ある歌声を自在に操る自称「何でも屋」、フォロワーは200万人

「まふくん」の愛称で知られる「まふまふ」さん。YouTubeのチャンネル登録者数は320万人を超え、ネット上で人気を広げる。どんな歌手?プロフィールや経歴をまとめました。
まふまふさん
まふまふさん
まふまふさん公式Twitter

第72回NHK紅白歌合戦(12月31日午後7時半〜)の出場歌手が発表され、ネット上で若者の支持を集めるまふまふさんの初出場が決まった。

「まふくん」の愛称で知られるまふまふさんとは、どんな歌手なのか?プロフィールや経歴を紹介する。

ネットシーンに現れた「何でも屋さん」

まふまふさんは「ニコニコ動画」で歌唱動画を公開し、高低を使い分ける歌声が話題に。高い歌唱力を持つだけでなく、作詞・作曲や編曲にも携わり、ギターやベース、ピアノも演奏する。

公式サイトの紹介文では次のようにつづっている。

「ネットシーンに現れた何でも屋さん。

高低差のある歌声、繊細かつ少々難解な歌詞、独特な世界観の楽曲を作る。

歌唱・作詞・作曲・編曲・演奏・エンジニアリングまでひとりで行うことが多い」

ゲームやアニメ作品、アーティストたちに数多くの楽曲提供もしている。提供した楽曲には、TVアニメ『ポケットモンスター』のオープニング曲「1・2・3」のほか、工藤静香さんの「禁忌と月明かり」などがある。

ウェブCMにも出演

まふまふさんは2021年3月、NTTドコモのウェブCM『高校1000日間の片想い』に先生役でCM初出演を果たした。俳優の浜辺美波さんと共演し、話題に。

CMの「男子編」と「女子編」で、まふまふさんは高低2つの声を使い分けたテーマ曲「片恋」の歌唱も担当。同一人物とは信じがたいほどの声色の変容ぶりを、ぜひ体感してほしい。

「片恋」の作曲はシンガーソングライターの草野華余子さん、作詞はいしわたり淳治さんがそれぞれ担った。

公式YouTubeチャンネル「まふまふちゃんねる」の登録者は322万人、Twitterのフォロワーは約200万人を誇る(11月19日時点)。2021年5月には東京ドームで無観客のライブを開催し、ネット上で無料配信した。

10月には、渋谷ハルさんらとともにVTuber事務所「merise」(ミライズ)を設立。マルチな才能を生かして活躍の幅を広げている。

初出場となる紅白の舞台で、どのようなパフォーマンスを披露するのか?注目したい。

紅白出場者の発表を受け、まふまふさんはTwitterで「まふまふ、紅白歌合戦にでます」と報告。「ボクも今朝お話をいただいた身でびっくりしました」と今の思いを明かした。

「まだまだお茶の間には珍しいボクです。こんな大舞台に立つことは正直足がすくんでしまうけれども、ずっとインターネットでの活動者であることを誇りに思ってきました。誰もがやりたいことを自由にできることの素晴らしさや可能性を、この光栄な機会が伝えてくれたらと思います」などとつづった。

【UPDATE】2021年11月19日15:00
まふまふさんが紅白出場者の発表後に投稿したツイートの内容を追記しました。

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