高知東生さん、こども家庭庁めぐり「家庭という言葉に傷つく子供がいることを分かって」と訴え

俳優の高知東生さんが自身のTwitterで「ハンデを負った子供達にも『配慮』という思いやりで幸せを分けてあげて欲しい」と呼びかけています。
俳優の高知東生さん
俳優の高知東生さん
Fumiya Takahashi

俳優の高知東生さんが12月15日、自身のTwitterで「家庭という言葉に傷つきコンプレックスを抱く子供がいることを家庭に恵まれた人達に分かって欲しい」と訴えた。

政府が子どもに関する施策の司令塔となる「こども庁」の名称を「こども家庭庁」に変更する方向で調整していると報じられたことを踏まえたツイートとみられる。

高知さんは「家庭に恵まれるのはすごく幸せなこと。だから家庭というスタートラインでハンデを負った子供達にも『配慮』という思いやりで幸せを分けてあげて欲しい。それは家庭に恵まれた人を脅かす事じゃないんだ」とつづった。

高知さんは14日の投稿でも「子供時代、家庭が安心できる居場所だったことは一度もない」と自身の体験を明かし、「家庭に恵まれなくても社会に恵まれて欲しい」と記していた。

高知さんは、東京都の小池百合子知事が同性パートナーシップ制度を2022年度内に導入する考えを表明した際にも、「権利を脅かされていた人の権利を認めたからって、誰かが脅かされるわけじゃない」と投稿し、多くの共感の声が寄せられた。

家庭という言葉に傷つきコンプレックスを抱く子供がいることを家庭に恵まれた人達に分かって欲しい。家庭に恵まれるのはすごく幸せなこと。だから家庭というスタートラインでハンデを追った子供達にも「配慮」という思いやりで幸せを分けてあげて欲しい。それは家庭に恵まれた人を脅かす事じゃないんだ

— 高知東生 (@noborutakachi) December 14, 2021

子供時代俺は家庭が安心できる居場所だったことは一度もない。こども家庭庁がこども庁に変更された時にとても嬉しかった。家庭に居場所がなくても社会に居場所を作って欲しいと願った。家庭に恵まれなくても社会に恵まれて欲しい。「家庭に恵まれなかったのは君のせいじゃない」とこどもに伝えて欲しい

— 高知東生 (@noborutakachi) December 14, 2021

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