日清食品、インスタントラーメン10万食をウクライナ避難民に無償提供

現地の赤十字を通じて、近隣諸国へ避難している人々に届けられるという。
日清食品の「カップヌードル」のイメージ写真
日清食品の「カップヌードル」のイメージ写真
時事通信社

日清食品ホールディングスは3月9日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で近隣諸国に避難している人々に対し、インスタントラーメン10万食を無償で提供すると発表した

現地の赤十字を通じて近隣諸国へ避難している人々に届ける予定だ。

インスタント麺10万食の無償提供を決定

日清食品ホールディングスは「ウクライナおよび近隣諸国への人道支援について」と題して支援内容を発表。

それによると、国連WFP協会に対し、1億1,500万円を寄付を決定したという。この寄付金は国連世界食糧計画 (WFP) がウクライナ国内や近隣諸国へ避難している人々を対象に実施する緊急食料支援に活用される見通しだ。

現地での対応については、「ハンガリー日清がいち早くインスタントラーメン10万食の無償提供を決定しています」として、世界ラーメン協会と共同で現地の赤十字を通じて近隣諸国へ避難している人々届けるとした。

「ウクライナや近隣諸国で困難に直面している多くの方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く平穏な日々が戻ることを祈念しています」とコメントした上で、「今後も動向を注視しながら、厳しい状況の中で苦しんでいる方々への支援に努めていきます」とした。

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