ゆで卵を簡単・きれいにむく裏ワザは?ポイントはゆでる前にも

ゆで卵を好みの加減でゆでて、きれいにむくにはいくつかのポイントがあるそうです。
ウェザーニュース

本来は2~4月が旬の鶏卵。今の時期はお花見のお弁当などでゆで卵を使う人も多いのではないでしょうか。

ゆで卵を作る頻度について、ウェザーニュースでアンケート調査を実施したところ、最も多かった回答は「月に数回」で63%でした(2022年3月17〜18日実施、8977人回答)。そのほかの結果を見ると、「食べない」(20%)、「週に数回」(14%)、「ほぼ毎日」(3%)と続きます。

8割の人が「月に数回」以上の頻度で食べているゆで卵ですが、むこうとしたらうまく殻がはがれずにデコボコになってしまった、という経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

ゆで卵を好みの加減でゆでて、きれいにむくにはいくつかのポイントがあるそうです。そこで卵生産のプロ、株式会社藤野屋(大分県)の代表取締役・甲斐昇一郎さんに伺いました。

きれいにむくにはコツがある

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簡単な料理だと思われますが、きれいに殻をむくのは意外と難しいゆで卵。いくつかのポイントを守れば、トロトロの半熟卵でも難なくツルン!と気持ちよくむくことができるといいます。

「まず最初のポイントは、ゆでる準備として採卵日から5~7日経った卵を選ぶことです。採卵日から日にちが経つと、殻と身の間に隙間ができてむきやすくなります。

次に、まず卵を常温に戻しておいてから、殻にひびを入れること。ゆでる前に、卵の尖っていない丸い方をコンッと軽くテーブルに当てるか、スプーンなどで叩いてひびを入れます。

丸い方には“気室”という空間があるため、ひびを入れても中身が出てくる心配はありません。ひびを入れることで薄皮と白身がはがれやすくなるのです。

さらに、ゆでる際には水からでなく、沸騰させてから、卵をおたまなどで静かに入れることも大切です。ドボンと入れると、そこで割れてしまう可能性があるからです。

最後のポイントは冷やすこと。ゆだったらすぐに氷水に入れて急冷しましょう。これで殻がぐっとはがれやすくなります。

しっかり冷えたら、鍋に少しの水を加えてフタをし、卵を数秒間ガシャガシャと振ります。こうすると殻に細かくひびが入り、殻と身の間に空気と水が入ってさらにツルンとむけるようになります。ただし、トロトロ半熟を作る際には強く振るとパンクする可能性があるので注意しましょう」(甲斐さん)

ゆで時間でお好みのゆで卵を

ゆで卵はトロッとした半熟卵やホロホロした固ゆでなど、ゆで加減で食感が大きく変わりますが、ゆで時間で好みの食感を調整できます。

「常温でゆでた場合ですが、5分程度だと黄身がねっとりっして、白身もプルプルした、いわゆるトロトロ半熟状態です。7分程度だと、黄身はまだ半熟で、白身がしっかりした食感になります。いわゆる半熟たまごです。9分程度になると固ゆで卵になります。サンドイッチやタルタルソースなどにするのによい感じです。

時間を計って、お好みのゆで加減を見つけてください。

切る際のコツですが、固ゆでは包丁で切れますが、トロトロ半熟卵の場合は卵の周囲に糸を巻き付けて引っぱって切ると、つぶれずにきれいに切れます」(甲斐さん)

ゆで卵は生卵より日持ちせず、賞味期限はひびのない状態で冷蔵庫で保存しても、長くて3~4日だそうです。お好みのゆで加減で作ったら、すぐにいただくようにしましょう。
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