「朝ドラ受けも含めて朝ドラ」。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の“受け”なしに悲しみの声が広がる

“朝ドラ受け”は、ドラマの視聴者にとっても大切な時間になっています。
NHK放送センター(東京都渋谷区)
NHK放送センター(東京都渋谷区)
時事通信社

現在放送中のNHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。

放送終了後には毎話の感想がTwitterに寄せられるなど人気だが、3月28日の放送では、その後のいわゆる“朝ドラ受け”がなかったことに様々な声が寄せられている。

「朝ドラ受けも含めて朝ドラ」の声も

3月28日の放送からドラマは第22週に入った。

劇中では、ハリウッド映画『サムライ・ベースボール』の日本人出演者のオーディション前日に川栄李奈さん演じるひなたと、本郷奏多さん演じる五十嵐が久しぶりに再会。ひなたは五十嵐とのまさかの再会に動揺するという展開だった。

ドラマの放送直後には多くの視聴者が後続の情報番組『あさイチ』でのMC陣による“朝ドラ受け”を望んでいたが、28日は午前8時15分からNHK総合では『第94回選抜高校野球大会 準々決勝』を放送。

このため『あさイチ』の放送が無く、“朝ドラ受け”もなかった。

SNSでは「朝ドラ受けが欲しい時に限って(ない)」「仕方ないけど朝ドラ受けを楽しみにしている自分に気づく」「もはや朝ドラ受けも含めて朝ドラ」など、高校野球の放送に理解を示した上で視聴者の間では悲しみの声が広がった。

“朝ドラ送りと受け”、視聴者にとっても大切な時間に

これまでも度々大きな反響があった“朝ドラ送り”と“朝ドラ受け”。ドラマの視聴者にとっても大切な時間になっている。

2021年11月25日放送の『あさイチ』の放送では、MCを務める鈴木奈穂子アナウンサーがドラマの内容に涙し、言葉が出なくなる一幕があった。

同じく司会を務める博多華丸・大吉さんらが鈴木アナの涙を受け止めたことが話題となっていた。

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