鈴木福さん、成人する高校生への「子ども扱い」につづった思いは?今年18歳で新成人に

俳優の鈴木福さんが2022年6月、新成人に。「18歳成人第一号の僕たち世代が認められる努力をしなければならないと思います」と思いをつづっています。
鈴木福さん(2018年)
鈴木福さん(2018年)
時事通信社

成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が4月1日、施行された。

2022年6月の誕生日で成人になるという俳優の鈴木福さんが3月31日、自身のTwitterを更新。これまで「子ども」だった高校生も成年を迎えることについて、「18歳成人第一号の自分たちの世代と既に成人を迎えている人、互いの歩み寄りが大切だと思う」とメッセージをつづった。

この日鈴木さんは18歳以上の人が新成人になることについて、「まだ高校生だと子供扱いされることが多いと思います。僕自身も様々な場面で感じます。もちろんまだ子供です。でも成年を迎えます」とした上で、「18歳成人第一号の僕たち世代が認められる努力をしなければならないと思います。既に成人を迎えている先輩方に、子供扱いされない成年に僕たちがならなければ、今後18歳で成年を迎える後輩たちまで子供扱いされ続けます。認められて当たり前にするために、僕たちの努力も必要です」と、同年代に呼びかけた。

また大人に向けて、「僕たちを成人として認め、たくさん協力してほしいです。
そして、相談できる環境を作ってほしいです。その恩を、僕らも返す、互いの歩み寄りが大切だと思います」と思いをつづった。

ツイートには、「モヤモヤを見事に言葉に」「大人も子どももどっちでもない人も、ひとりの人として尊重できる人になりたい」といった反響が寄せられている。

〈全文はこちら〉

明日から成年年齢が引き下げられ、18歳から成年となり、僕も6月で成人となります。
僕たち新成人は、社会の一員として責任を持って行動しなければなりません。
しかし、まだ高校生だと子供扱いされることが多いと思います。僕自身も様々な場面で感じます。
もちろんまだ子供です。でも成年を迎えます。
だからこそ、18歳成人第一号の僕たち世代が認められる努力をしなければならないと思います。
既に成人を迎えている先輩方に、子供扱いされない成年に僕たちがならなければ、今後18歳で成年を迎える後輩たちまで子供扱いされ続けます。
認められて当たり前にするために、僕たちの努力も必要です。
どんな形で社会に貢献できるかは人それぞれですが、高校生でも大学生でも、できることはたくさんあると思います。
僕は、若者代表として呼んでいただく機会が多いからこそ、若者の声を拡大できる拡声器のようになりたいです。そして、時間がかかってでも、多くの貢献できる形を探していきます。
どんな形で社会に貢献できるかは人それぞれですが、高校生でも大学生でも、できることはたくさんあると思います。
僕は、若者代表として呼んでいただく機会が多いからこそ、若者の声を拡大できる拡声器のようになりたいです。そして、時間がかかってでも、多くの貢献できる形を探していきます。
また、既に成年を迎えている大人の方々には、僕たちを成人として認め、たくさん協力してほしいです。
そして、相談できる環境を作ってほしいです。
その恩を、僕らも返す、互いの歩み寄りが大切だと思います。
ここ数ヶ月、成年年齢引き下げに関するお仕事に関わってきて感じた僕の意見です。
まだまだ未熟な僕が書いているからこそ、不快に感じる人もいると思います。
そう言った時は、「だめだ!」ではなく、「私はこう思う」と教えてください。互いの歩み寄りを大切に、成年を迎えてもがんばります!

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