吉岡里帆さんが語る、沖縄本土復帰50年の思いとは?「平和を願う以上は歴史を知るべき」

沖縄戦を描いた2022年内に公開予定の映画『島守の塔』に出演する吉岡里帆さん。「目を背けずちゃんと真実を知ろうとする事がいかに大切な事なのかを、この作品を通して痛感しました」と思いをつづっています。
吉岡里帆さん(2019年)
吉岡里帆さん(2019年)
時事通信社

俳優の吉岡里帆さんが、沖縄が本土に復帰してから50年となった5月15日、自身のインスタグラムを更新し、平和への思いをつづった。

沖縄戦を描いた2022年内に公開予定の映画『島守の塔』で、比嘉凛役を演じる吉岡さん。沖縄で撮影したと思われる写真を添え、「5月15日沖縄本土返還50周年。コロナで映画の撮影が延期になり、この年に『島守の塔』が公開することに偶然とは言え意味を感じています」と投稿。 2020年3月にクランクインしたものの、新型コロナ感染拡大の影響で1年9ヶ月間にわたって撮影を休止していたという

戦争について、クランクイン前までは勉強不足で知らないことだらけだったといい、「私は戦争を知らない世代ではありますが、平和を願う以上は歴史を知るべきで。目を背けずちゃんと真実を知ろうとする事がいかに大切な事なのかを、この作品を通して痛感しました」と思いをつづった。

その上で、作品への思いをこう記した。

「今日もニュースで『何も変わっていない』と県民の方が話されている姿を拝見しましたが、これからより良い方向へ変わっていくためにも先ずは新しい世代が知らない事を知ることからなのかなと思っています。この映画がそのきっかけになれますように」

『島守の塔』公式サイトによると、作品で描かれる沖縄戦は、第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)沖縄本島及びその周辺離島に上陸したアメリカ軍とイギリス軍を主体とする連合国軍と日本軍の間で行われた激戦。

4月1日、沖縄本島中部に上陸したアメリカ軍は、島を南北に分断。迎撃のため、日本軍は南部撤退による持久戦を展開し、沖縄県民を巻き込む激しい地上戦となったという。

6月23日、日本軍司令官・参謀長らの自決により組織的戦闘は終結。この戦争での沖縄県民の死者は12万2278人、そのうちの9万4000人は、一般の住民だったという。