村木真紀さん、ウェディング大手の社外取締役に。 LGBTQと職場の問題解決手がける虹色ダイバーシティ理事長

テイクアンドギヴ・ニーズ社は24日、虹色ダイバーシティの理事長、村木真紀さんを社外取締役に起用する人事を決定した。

全国でウェディングプロデュースを手がける婚礼大手のテイクアンドギヴ・ニーズ社は6月24日、株主総会でNPO法人虹色ダイバーシティの理事長、村木真紀さんを社外取締役に起用する人事を決定した。

村木さんは、LGBTQと職場の問題解決のため、2013年にNPO認定法人虹色ダイバーシティを設立し、理事長に就任。

今回の就任に際して、コメントを発表し「婚礼業界として初めてLGBTQに関する研修の依頼をくださったのが、テイクアンドギヴ・ニーズ社でした。従業員向けにも顧客向けにも先進的な取り組みをしてきた企業に、社外取締役として参画できることを大変嬉しく、楽しみに思っています」と説明した。

また、「ダイバーシティ&インクルージョンの推進は、企業の持続可能性のために必須で、あらゆる経営判断を多様な目線でチェックする必要がある」とし、村木さんは自身の経験や、日本が婚姻の平等が法制化されていないことなどに対し、「私は、40代で、女性で、同性のパートナーがいて、パートナーと共に子どもを育てています。こうした属性を持つ人は、日本の大企業の経営層にはほとんどいません。日本はまだ婚姻の平等が法制化されていない国です。家族になりたいと切実に望みながら、それを叶えられない人たちがたくさんいます」とコメント。

そして、「ビジネスを通じて、こうした人たちにも希望のメッセージを伝えることができると信じている」「ダイバーシティ&インクルージョン施策推進の専門家であり、かつ、多様性を体現する存在として、同社の企業価値向上に尽力したい」としている。

テイクアンドギヴ・ニーズ社のコメント

テイクアンドギヴ・ニーズ社は、村木氏の起用について「価値観やライフスタイルの多様化が進む社会において、ダイバーシティ&インクルージョンのさらなる推進は企業として重要な責務」だとし、「村木氏の豊富な経験や知識を当社の経営に取り入れ、多様な顧客のニーズに応えながら、多様な従業員が生き生きと活躍できる労働環境をつくる」と説明している。