結婚の平等
あまりにも「異性愛が前提」であることで、同性愛者に生きづらさや困難を強いているーー。ゲイ専用結婚相談所『ブリッジラウンジ』店長の田岡智美さんは「一秒でも早く変わってほしい」と、社会が生んだと感じる異性愛と同性愛の違いについて語ってくれました。
「安心して誰かと出会うこと、好きな人と生きること、それを周囲に祝福してもらうことーー。諦めていたことを叶えることができた」。ゲイ専用の結婚相談所で成婚したカップルは今、幸せな日常を噛み締めている。
結婚の平等(同性婚)が認められない中、『ブリッジラウンジ』が「結婚相談所」を名乗る理由とはーー。取材で見えたのは「(恋愛やカップル成立に限らず)ゲイの人が楽しく人生を送れるように」という思い、法制化に向けて声を上げる誠実な姿でした。
原告が「画期的かつ歴史的で高く評価できる」とした東京1次判決。より踏み込んだ判断を求め、原告が最高裁に上告した
セクシュアリティを理由に、「海外移住を考えたことがある」と答えたのは約15%。結婚の平等(いわゆる同性婚)を求める理由として、「好奇な目で見られなくなる」「普通の生活が送れる」といった切実な声が寄せられています。
原告が「歴史的」と評価した東京高裁判決は、これまでにない判断や国会への注文もつけられた
結婚の平等訴訟で、東京高裁は「違憲判決」。8件中7件で違憲もしくは違憲状態の判断が下されたことになりました。支援者からは「国会は、審議を早く進めてください」との声が上がっています。
原告らが判決後「今日を迎えられて幸せです」「本当にいい判決」「私たちがやってきたことが裁判所に伝わって本当に嬉しかった」などとコメントしました。
「同性婚訴訟」とも呼ばれる性的マイノリティの当事者が、結婚の平等を求めて国を訴えている裁判。東京1次訴訟・高裁判決の要旨全文を掲載します。
「同性婚裁判」という名前でも呼ばれる結婚の平等訴訟の東京1次訴訟高裁判決が言い渡された