鮭の切り身は2種類あった。専門業者の解説が「めちゃくちゃ参考になる」と反響続出

骨取りが簡単な「半月型」と、脂のりが良い「弓型」があるって知ってました?
Red fish fillet cutting on the board. Selective focus. food.
Yana Tatevosian / 500px via Getty Images
Red fish fillet cutting on the board. Selective focus. food.

スーパーなどに並ぶ鮭の切り身。半月型と弓型、どっちが良いんだろうーー。

そう思ったことはありませんか?

もしくは「弓形の方がおいしい」と、いつも弓形の切り身を買う人もいるかもしれません。

鮭の専門業者『王子サーモン』が教える、切り身を買うときの豆知識が話題になっています。

ツイートでは「鮭の切り身を買うときの参考になれば」と、「半月型」と「弓型」の切り身のそれぞれの魅力について説明しています。

半月型は「骨をとるのが簡単」なのが魅力。

・子どもが食べやすい

・身に弾力がある

・骨を取るのが楽なので、おにぎりの具に最適

・手作業でカットしていて「1切」表記のお店は、若干大きめになっていることがある

といった特徴があるといいます。

弓型は「脂乗りが良い」といいます。

・シンプルに脂が美味しい

・ハラス部分はトロトロ

・骨の取り方が難しい分、上手くなれる

といった良さがあるそうです。

また補足として、なぜ形が違うのか、上から見た切り方の図を公開。

ハラスの部分がくぼんでいるため、カマ(頭)に近い部分ほど弓型になり、反対に尾側は半月型になるといいます。

ツイートは1日で2万回以上リツイートされ、6万8000件の「いいね」がつくなど話題に。「これは覚えておきたい」「めちゃくちゃ参考になる」などと反響が広がっている。

◆「半月型もおいしいよ」

ハフポスト日本版は、『王子サーモン』の担当者に、鮭の選び方について投稿した思いを取材しました。

ーー鮭の選び方について投稿しようと思ったきっかけを教えてください。

鮭の切り身は一般的に、脂が乗っているという理由から弓型の方が人気が高いのですが、「半月型の切り身も美味しいよ」と伝えたいと思い、まとめました。

ーー図にまとめていること以外で、半月型、弓形のそれぞれの魅力について、補足があれば教えてください。

弓形は脂が乗っている分、焼きたての美味しさが抜群です。一方で、脂は一般的に酸化しやすく、時間が経つと味が落ちやすいという側面もあります。

それに比べて半月型は長時間経っても美味しさが損なわれにくいです。骨を取りやすいという点以外でも、おにぎりにぴったりと言えます。

ーーTwitterで反響が広がっていることについて、感想を教えてください。

反響をいただき嬉しく思います。これをきっかけに、鮭の切り身に興味を持ち、味の違いを楽しんでもらえたら嬉しいです。