美味しいスイカの見分け方。見た目で判断できる4つのポイントとは

野菜ソムリエプロにおいしいスイカの見分け方を伺いました。
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水分たっぷりで甘くておいしいスイカは真夏のごちそうですが、せっかく買うならおいしいものを選びたいもの。そこで野菜ソムリエプロの吉田謹子さんにおいしいスイカの見分け方を伺いました。

しま模様の色と形を見る

昔から、スイカは叩いて軽い音がすると甘いとか、こめかみを叩いた時の音に似ているものは甘いとかいわれていますが、プロでも音だけで判断するのは難しいそうです。

「見た目で判断できるポイントが4つあります。1つ目は、スイカには独特のしま模様がありますが、このしま模様の色が濃く、地の緑との境がはっきりしているもの、模様が線のようではなく、イナズマのようにうねっているものは甘くておいしいスイカです」

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「2つ目は、触ったときにしま模様がでこぼこしているものを選んでください」(吉田さん)

ツルのつけ根を見る

しま模様以外にも、スイカのツルもおいしさを見分けるポイントだそうです。

「3つ目のポイントはツルです。ツルのつけ根がくぼんで周りが盛り上がっているいるものは完熟している証拠です。最近ではツルが付いたままで売られているものは少ないのでわかりにくいですが、スイカの上部でツルがカットされた部分がくぼんでいるものが見つかればラッキーです」(吉田さん)

お尻の花の跡を見る

「4つ目はお尻の部分です。お尻の部分には花の跡が茶色く残っています。この茶色の部分が大きいものは収穫時に完熟している証拠です。逆にもし、食べるまでに日にちがあることがわかっている場合は、この茶色の部分が小さいものを選んでください。茶色の部分が小さいものは大きいものと比べ、収穫時にまだ熟していないスイカなので、より日持ちがします。ただし、スイカは追熟しないので、できれば鮮度が良いうちに、なるべく早く食べるようにしましょう」(吉田さん)

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スイカにはカリウムをはじめ、ミネラルが豊富に含まれています。高血圧を抑制したり、むくみをとる効果もあると言われています。また熱中症予防にも少し塩をかけて食べるとよいそうです。

これからの暑さをのりきるために、甘くておいしいスイカを見分けて、たっぷりいただきましょう。

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