元プロレスラーで参議院議員を2期務めたアントニオ猪木さんが10月1日、死去した。スポニチなどが報じた。79歳だった。
アントニオ猪木さんは神奈川県出身。1960年に本名の猪木寛至(いのきかんじ)でプロレスデビューし、1962年にリングネームをアントニオ猪木に変えた。
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1972年には新日本プロレスを立ち上げ、76年6月に行われたボクシングのモハメド・アリとの「異種格闘技戦」は大きな注目を集めた。
また「元気ですか!」「1、2、3、ダー!」などのアントニオ猪木さんのセリフは世代を問わず多くの人に愛された。
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1989年には「スポーツ平和党」を結成して参議院議員選挙に立候補し、初当選。初のレスラー出身の国会議員となった。
2020年には全身性アミロイドーシスという難病を発症したことを公表し、闘病を続けていた。
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