「好きになった人が同性だった。すごく自然だと思う」比嘉愛未さん、レズビアン役への思い明かす

レズビアンの女性が主人公のドラマ『作りたい女と食べたい女』(つくたべ)に出演する比嘉愛未さん。「生きづらいと思っている人が一人でもいなくなるように、私たちができることがあるんじゃないか」と、作品に込めた思いを語りました。
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比嘉愛未さん(2019年撮影)
比嘉愛未さん(2019年撮影)
時事通信社

11月26日放送の『土曜スタジオパーク』(NHK総合)に、俳優の比嘉愛未さんがゲスト出演した。「つくたべ」の愛称で知られる人気漫画『作りたい女と食べたい女』を原作とした同名のドラマが、29日から放送される。ドラマでは、料理をするのが大好きな野本ユキ役を演じる比嘉さん。同作でレズビアンの女性の役を演じたことへの思いを、番組で明かした。

ゆざきさかおみさんが原作の「つくたべ」はこれまでに3巻が販売され、シリーズの累計は35万部を超える

料理を作るのが好きな女性と、食べることが好きな女性を中心に物語が展開する「つくたべ」。女性たちを取り巻く日常の生きづらさや違和感、2人の女性の間で育まれる恋愛が描かれる。

ドラマでは「作りたい女」を比嘉さんが、「食べたい女」の春日十々子役を西野恵未さんがそれぞれ演じる。

「大切なのは自分らしさ」

番組MCの近藤春菜さんに、「(野本と春日の)2人の関係、比嘉さん自身はどう思われますか」と問われると、比嘉さんは次のように答えた。

「枠組みじゃなくて、自分はどう思うんだろう?自分が好きになった人が、彼女の場合は同性であった。ただそれだけなんですよ。すごく自然だと思っていて。本当に美しい2人の関係だなと思いながら演じていました]

「一番大切なのは自分らしさで、自分がどう思うかをしっかりと自分が気づくこと」

近藤さんが「人を好きになることってすごく素敵な(こと)、奇跡的なことですよね」と返すと、比嘉さんは「尊いですよ。奇跡ですよね」と応じた。

続けて、比嘉さんは「生きづらいと思っている人が一人でもいなくなるように、私たちができることがあるんじゃないかと思って。この作品が少しでも背中を押せるようなきっかけになればいいなと思っています」と語った。

「もっと柔軟で先進的じゃないと駄目」

比嘉さんはNHKのインタビューで、レズビアンを主人公にしたドラマが日本の地上波で放送される意義について質問されると、「やっと追いついたという正直気持ちがありますね」と返答。

エンターテインメントという仕事の一番の目的は「皆さんに情報を提示したり伝えること」だとして、「 私たちがもっと柔軟であって先進的じゃないと駄目じゃないですか」と述べた。

本作の放送は「大きな一歩」だとした上で、「やっとかって思ったけど、こっからがもっともっと広がっていけばいいなと思っています」と語っていた。

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