山手線外回りが1月7、8日に大崎―渋谷―池袋間で運休。内回りも運転本数減

JR東日本は、運転本数が減少する山手線の混雑が予想されるので、 振り替え輸送を実施する路線の利用や迂回乗車を呼びかけています。
JR山手線の運休区間
JR山手線の運休区間
ハフポスト日本版

JR山手線が1月7日の始発から8日の終電までの2日間にわたり、外回り大崎―渋谷―池袋間の全ての列車を運休する

JR東日本によると、これは渋谷駅の線路切換工事を実施するためで、ホームが拡幅され、山手線の内・外回りのホームが1つになるという。

運休中の外回りは池袋―東京―大崎間のみで、本数を大幅に減らし運行する。日中の運転間隔は約10分に1本となる。

また、運休区間のない内回りの池袋―渋谷―大崎間も列車の本数を減らして運行し、運転間隔は約5分に1本となるという。

JR東日本は混雑対策として、山手線の大崎―渋谷―池袋間と並走する埼京線・りんかい線の電車を増発するほか、途中、恵比寿・渋谷に停車する大崎―新宿間で臨時列車を運行する。振り替え輸送についても、東京メトロや都営地下鉄などで実施される。

電車に影響や変更があるのは以下の通り。

山手線内回り

▽池袋―渋谷―大崎間が、本数を減らして運転 (一部、池袋駅で上野方面に折返し運転)

山手線外回り

▽大崎ー渋谷ー池袋間が完全運休

▽池袋―東京―大崎間が、本数を大幅に減らして運転 (大崎駅で東京方面に折返し運転)

京浜東北・根岸線

▽快速は運転中止(終日、各駅停車で運転)

埼京線・りんかい線

▽新木場―大崎―赤羽間を増発

相鉄線直通列車

▽新宿―池袋間を延長して運転

臨時列車

▽大崎―新宿間(途中、恵比寿・渋谷に停車) ※埼京線・湘南新宿ラインの線路を使用して運転

振り替え輸送

▽東京メトロ:全線

▽都営地下鉄:全線

▽東京臨海高速鉄道:りんかい線(全線)

▽西武鉄道:池袋線(池袋―所沢間)、新宿線(西武新宿―所沢間)、西武有楽町線(全線)、 国分寺線(国分寺―東村山間)、拝島線(小川―小平間)、多摩湖線(国分寺―八坂間)

▽東急電鉄:東横線(渋谷―武蔵小杉間)、池上線(全線)、大井町線(大井町―自由が丘間)、 目黒線(目黒―武蔵小杉間)、東急多摩川線(全線)

▽京浜急行:本線(泉岳寺―品川間)

渋谷駅における線路切換工事は5段階のステップで進められており、今回は4段階目のステップとなる。なお、悪天候などで実施できない場合は、4月14~17日に延期となる。

JR東日本は、運転本数が減少する山手線の混雑が予想されるので、 振り替え輸送を実施する路線の利用や迂回乗車を呼びかけている。

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